冬紀行2025 その8 (初日25/02/12)
今回の紀行も終盤に入ってきました。
欲張って体力勝負を挑んでますが、かなり疲労してきました。
カミさんと来ればブレーキがかかりますが、単独だと止めてくれる人がいなくて。
と、子供じみた言い訳をしてます。
さて、見たことがある鶴居村のタンチョウですが、今回は動画撮影に挑戦しようと思いました。
タンチョウも夜はねぐらで寝て、朝になると餌場に移動します。
タンチョウのねぐらで唯一人が見れる場所が鶴居にあります。
しかも気温が下がると幻想的な雰囲気を見せてくれます。ただし、死ぬほど寒い。
反対にあまり気温が下がらないと身体は楽ですがビジュアル的には一歩足りません。
疲労が増してきた今回はどうしようかと迷ってました。
前の晩の天気予報では15℃まで下がるとのこと。
今回の紀行で初めて電気毛布を投入し寒さに備えました。
明け方に目が覚めて車載温度計を見ると氷点下18℃と冷え込んでます。
せっかく条件が良さそうなので現地に赴きました。
真っ暗なうちから三脚を立てて撮影開始。
凍てつく環境の中で彼らは眠ってました。
やがて周囲が明るくなり、日の出が迫りますとモクモクと気嵐が動き出します。
過去に見た中で一番激しい様相です。
激しすぎてタンチョウが見えません。
やがて明るくなるとここを飛び立っていくのですが、その様子より餌場のほうが気になり移動しました。
餌場です。日が差し込み木々の霧氷が輝きだしました。
過去に訪れた時はこの赤い陽をバックにしてタンチョウがやってきたのですが、、
なぜか今日は来ないのです。
8時になっても来ません。
9時を過ぎて重役出勤組みが10羽ほどが顔を見せましたが、、、
年末と2月では行動パターンが違うのでしょうか?
サンクチュアリのガイドさんに聞きたいところですが、今日は休館日でして。
すっかり明るくなってからパラパラと集まりだしました。
有名?な求愛ダンスを披露してくれます。
でも、でも、一番期待してた白い息が、、、さすがに10時と昼間になっては息も白くはならないようです。
まだまだ勉強が足りませんね。
さて昼からは釧路市内に向かいます。
食材の買出しとお弁当屋さんへ。
現地入りして一週間、手持ちの食料が底を付きかけています。
それとプラネタリウムも見学しようと思います。
お弁当屋さんは『こがねちゃん弁当双葉店』
ブログ『北の大地を行ったりきたり』のまんたらめのお店です。
まんたらめさんは内地から釧路に移住された方で、ブログタイトル通りに北の大地のスペシャリスト。
古い記憶ではレムがカミさんと2019年に道東を回ったときの行き先のいくつかはこのブログで知った場所でした。
また何度かやってきている厳冬期の北海道、その走り方や情報の集め方も参考にさせていただいてます。
やっと今回お会いすることが出来ました。
こがねちゃん弁当は手作りにこだわり、メニューの開発にも積極的なお店。
今回はお勧めの『チキンのり弁当』をチョイスしました。
チキンカツのソース、卵焼き、付け合せの野菜、どれもしつこさが無くソフトな味付けはレム好みでした。
お昼の時間帯を外すための時間調整もかねて寄ったのが『こども遊学館』という場所。
この中にプラネタリュウムがあってそこで『解説員』をされているマリモさんにお会いしてきました。
マリモさんは以前の『天文ガイド』で『憧れをひたすら追いかけて北の大地で念願のプラネタリュウム解説員となった』と紹介されてました。(ちなみに、この紀行シリーズのその1で書きましたが、天文ガイドの最新号を買いながらやってきています)雑誌の記事に出てましたが、レム地方にわりと近い場所から北の大地に移った方です。
北の大地と天体写真がキーワードとなって、お訪ねした次第です。
上映の前後にかなりの時間をいただいて話し込んでしまいました。
といことで、北の大地に移り住んだ方々の生き生きしたお話を直接聞けて、とても有意義な一日となりました。
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