自分は、人酔いします。
人がたくさんいる場所、大型商業施設とかターミナル駅とか、苦手です。
以前は都内へ通勤してたことがありますが、もうね、疲れちゃってどうしようもなかったです。
なので週末になると、海や河原で釣り糸を垂らす、とか、山間でテントを張ってキャンプする、とか、雪山でスキーをする、とかアウトドアに流れていきました。
気がつくと今は都市部に自宅を構えながらも、混み合う上り列車を横目にガラガラの下り列車に揺られて地方の職場に通い、週末は適度に田舎な郷里にて土いじりしたり、更に山里を目指して出かけたりと、これまた人が少ない所を好んでいます。
先日のチコちゃん、都会の人はなぜ冷たい?との問いに、都会は情報が溢れた過剰負荷環境だから、という説明がありました。
過剰負荷環境、で検索すれば、アメリカの心理学者のスタンレー氏の名前が出てきます。
ちょっと聞き慣れない過剰負荷環境という言葉、平たく言うと情報が多い状態らしい。
街中に溢れた様々な情報に人間はパンクしてしまう。すると「人は必要な情報だけ取り入れ、他は無視する」という行動を取るというのです。
そして自分とは関係のない「他人」との交流を避けるようになり、無関心になる。すると「都会の人は冷たい」感じるらしい。
つまり、脳が過剰な情報をカットすることで人間関係が希薄になるというわけ。
人酔いする自分がなぜ人が少ない田舎を好んでいるか、そういうことか。
携帯が繋がらない山間部に行くと安心してしまうのは、そういうことか。
そう言えば最近は第三次キャンプブームと言われてます。増えてるのが、ソロキャン。単独でテントを張り、焚き火をして、過ごす、、若い女性がソロキャンでトラブルに巻き込まれるケースあるんだとか。
そうまでして、都会から逃げてきてるのに、スマホを片時も手から離さずに、SNSで繋がろうとする矛盾。心の安心のためには、ある程度の情報との繋がりは必要なのか?
これを反対方向、つまり都市部ではない側の人から見るとどうなんでしょ?
かつては都会にくらべて情報が少なく、現代ではネットの普及で情報面は遜色無くなってそうですが、やはり情報の格差は残ってるんでしょうか?
非日常を求めて旅行する際にネットが繋がらない事に不安を感じる方は、ソロキャンする人と同じく、情報に、そして他人に心の安心を求めてるのかも知れませんね。
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