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厳冬期の車内泊で驚きの経験をした北海道2020冬の旅。
あの時の感動の景色をカミさんに見せたいと思って
再び真冬の北海道を目指します。
果たしてカミさんは寒さに耐えられるか!
北海道2021冬の旅は、21/12/17から出かけてきました。
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お話を寒い北の大地に戻します。
本日発注していた写真集の第1部が届きました。
第2部が届きましたらご紹介しますね。
さて、根室半島の先端を周って中心部に戻ってきました。
■根室市内
さらっとお話します。
根室市内に戻り、根室十景の明治公園に寄ります。
ここはブロ友さん情報で車中泊候補地にされてましたが、
トイレは夜間閉鎖、水道は24時間閉鎖で冬季はちょっと無理ということがわかりました。
同じくブロ友さん情報の天然温泉『みなと湯』も営業が15時~とスタートが遅くでスルーとなりました。
冬の北海道はハズシが多いです。
花咲岬にも寄りました。
風雪が強かったんで根室車石を軽く見て、車石野鳥観察舎に逃げ込みました。
縄張りがあるんでしょうか?
1時間ほどの観察ではそれ以上は分かりません。
岬近くには『根室歴史と自然の資料館』に寄ります。
アイヌ文化やチャシの構造、野生動物のはく製や生態を説明する資料多数展示されてました。
岬から和田地区経由で温根沼(オンネトー)と風連湖を目指します。
■和田屯田兵
和田地区は根室十景ではないんですが、ちょっと寄って見たいところがあります。
和田屯田兵関連の史跡があります。
ご存じ、屯田兵とは明治時代に北海道の開拓と北方警備のために北海道全域に阻止区的に移住した人々の事です。
当初は士族に限定されてましたが、やがて一般からも移住する人たちを募ったようです。
余談ですが、、
屯田兵にあやかったのが恵庭市に本社がある和食の『とんでん』。
創立から半世紀、北海島から関東へ進出しています。
カミさんが大昔勤めてた職場の近くにあって待ち合わせに利用してた『とんでん』を思い出しつつ寄ってみました。
和田屯田兵は1986年の入植だそうです。
当時の建屋が残ってるというので訪れました。
被服の建設は1885年で築136年強。
太い柱も使わぬバルーン・フレーム形式というアメリカ西部開拓時代と同じ工法で建てられたもの。
近くには和田神社の境内に記念碑があります。
また地区内には、和田屯田兵の本部跡も。
こちらの農場主は屯田兵の末裔でしょう。
車を走らせていると根室線の踏切で我々の動きを監視しているオオワシに出会います。
■温根沼と風連湖
根室半島の付け根にある温根沼(オンネトー)と風連湖。
どちらも海水が流れ込む汽水湖。
温根沼は周囲15km、風連湖は形が複雑で周囲は96kmもあります。
前日歩いた春国岱もその一部です。
別の場所も探索してみます。
写真は忘れましたが、すれ違えない細い砂利道でも雪は深くないのでギリギリですが、トライできます。
湖面に身を寄せてるのは白鳥、たぶんオオハクチョウです。
注意してみていると木々にもオオワシやオジロワシが羽を休めてます。
こちらがオオワシ。
こちらがオジロワシ。
時間は13時前後と、鳥があまり動かない時間帯でした。
でもカメラを構えて寄っていきますとすぐに逃げていきました。
根室十景の内、落石岬/浜松海岸/長節湖へはルートの都合でパスしました。
つづく