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跳び石連休は前半だけ磐越地方を散策してきました。
ちょうど冬の使者たちがやってきている新潟県の瓢湖、
そして出発直前に感動した朝ドラの主人公の生誕の地福島。
その間には猪苗代をはじめとする会津地域もあります。
2泊2日の強行日程でどこまで周れるでしょうか?
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朝ドラ『エール』のモデルとなった古関裕而の出身地の●福島市。
福島市には古関裕而記念館があります。
それとゆかりの地、朝ドラのロケ地がいくつかあります。
前日は●阿賀野でしたので●喜多方裏磐梯経由で●福島市方面に向います。
福島市の西のハズレ安達太良山の先のあづま総合運動公園内に福島市民家園があります。
福島市民家園は市内の古民家を集めて文化保存を行っています。
ちょうど紅葉も始まり、古民家の風貌が魅力的です。
そしてやはり観光アピールされています。
福島市民家園の西のはずれに急ぎます。
ここは『旧広瀬座』。
第13回のハーモニカの演奏会のロケが行われた場所です。
通常は内部が無料公開されている『旧広瀬座』ですが、
このように閉ざされていて中が見えません。
入り口付近に座る女性(写真の人)にお話を伺います。
するとポスターを見せてくれました。
ちょうど、民族芝居の公演をやっていたのです。
開園14時、到着したのが15:07。
あと30分もかからず終幕とのことでしたが、そこまで待てません。
次のメインとなる訪問地『古関裕而記念館』は受付が16:00まで。
『旧広瀬座』は外装だけで諦めて先を急ぎます。
福島市の西端から東端へ。
古関裕而記念館に受付終了5分前に駆け込みました。
古関裕而の生誕100年を記念して2009年に整備されたそうです。
入場無料です。
中に入りますと受付で署名させられました。コロナ対策らしい。
受付の正面に古関裕而の像が出迎えます。
この奥は小ホールになっていてスクリーンには朝ドラの名場面集などが映し出されていました。
作曲家の古関は戦前から昭和の終わりまで活動を続け、たくさんの名曲を世に送り出したことは周知の通りです。
その功績は天皇陛下も知るところでした。
あれ?
裕而でなく勇治?
そうか、ペンネームなんですね。
記念の品々も展示されてます。
こちらは駅前モニュメントの原型。
モニュメントは 福島駅前に展示されていて
代表曲を聞かせてくれるそうです。
訪問先に予定してましたが原型で良しとします。
そして愛用したハモンドオルガンも展示されてます。
ハモンド・・・・発明者がローレンス・ハモンドらしい。
仕組みはここで
記念館二階は撮影禁止エリアなので写真はありませんが。
二階には古関の活動の記録が展示されています。
オリンピックマーチや紺碧の空など有名な曲の直筆の譜面には感動しました。
清書された記号だけ譜面にも音の表情がよみとれますが、手書きの譜面には書き手の心の表情が潜んでいます。力強いシーンや流れるシーンの♪はホントにそんな顔つきの書き方になってます(笑)
ドラマを意識いてか古関夫婦の年表や家系図が整備されてました。
ドラマと史実の微妙な違いがわかります。
兄弟の数はドラマよりずっと多かった。やはりは時代ですね。
鐘の鳴る丘と栄冠は君に輝くの作曲順序も史実とドラマでは違いますね(笑)
国内ばかりと思われた古関の活動は実は海外でも知られています。
オリンピック旗の掲揚などで演奏されるオリンピック讃歌は彼が復興させたもの。
第一回大会で演奏後に譜面が紛失してしまったようですが1958年に古関が現代版を編曲し、以降の大会開会式で演奏され続けているとのこと。
そんな説明がありました。
ネタバレもあれなんで、気になる方は是非現地へどうぞ。
次に行ったのは記念館の隣ですけど、朝ドラ『エール』の撮影セットの展示。
バンブーのセット前で記念写真。
休憩コーナーとなってました。
他の撮影セットについてはまだ情報がないです。
放映中だからかな?
ちなみに朝ドラ『エール』のロケ地情報はここ。
なんと千葉だの茨城だのあちこちに点在してますよ(笑)
駆け足だった磐越散策の旅はこれにて終幕。
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