ちょっとそこまで 一万円札の里 | レムの里山紀行

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時の流れを忘れて土を耕したり野を歩いたり山を観たり

2024年から日本の最高紙幣の顔となる渋沢栄一。

また2021年の大河ドラマ『天を衝け』にも決まっています。

 

ってご存知でしたか?

 

歴史な偉人なんですけど、あまり有名ではないかも。

何をした人か?と聞かれて即答できる人は少ないでしょう。

 

幕末から明治にかけて近代日本の経済の基盤を築きあげた人です。

500社もの企業を育て、600もの公共事業に関わったようです。

 

例えばみずほ銀行、帝国ホテル、王子製紙、日本赤十字社、一橋大学などの創設に尽力し『日本の資本主義の父』と呼ばれる、、と歴史の本に書かれています。

 

先日の記事にも書きましたが、ドラマの撮影が始まったようです。

大河ドラマも見るでしょうし、

やがては自分の財布に入ることもあるでしょうし(たくさんは無理だけど)、

ちょろっと渋沢栄一のふるさと探訪してみました。

 

立ち寄ったのは初夏のコロナ騒動の時、三か月も前ですが(笑)

 

 

ということで、目指したのは渋沢栄一のふるさと深谷市。

深谷と言いますとネギが有名ですがもう一つ有名なのが赤レンガ。

 

お借りしてきた写真ですが誰もが知る『東京駅』

この赤レンガは深谷産なのです。

そして東京駅の他、東京大学や赤坂迎賓館、碓氷峠をはじめとする鉄道施設にも使われています。

 

となりますと深谷駅は、、、

とミニ東京駅のたたずまいです。

 

十分に観光名所になりそうなのですが、、、

実はこの深谷駅はタイル張り。レンガではありません。

(某映画の主題歌で暴露されていましたね)

 

そしてこちらの深谷市役所。

観光のためか突貫工事で新しくして、この夏にオープンに漕ぎいつけたとか。。

こちらはさすがにレンガを使用とのことです。

 

 

次に向かいましたのは、渋沢栄一の生家。

立派な門構えが霞むくらい大きな駐車場が用意されていました。

将来の観光客を当て込んで整備したのでしょうか?

しかし、まだまだ有名ではありませんので、訪問者はとても少なくて。

 

門をくぐりますと、

とても大きなご実家です。

左側に隠れている像がこちら。

 

やっぱり、知りません、このお顔

でもまもなく『一万円札の顔』になる人です。

 

ご実家は江戸~明治~の農家です。

でも庭の中に竹林もあります。

 

寄ったのが6月でしたので紫陽花も。

 

有名になるからと作って無いよね?

 

すぐ近くにも栄一のゆかりの地が。

便乗かどうかはわかりません。

 

ほうとうと言えば甲斐の国・山梨、そこから雁坂峠を越えて武州・埼玉を通り、上州・群馬ではおっ切り込み、と呼ばれる幅広の煮込みうどんです。

 

さて、近代日本の経済の基盤を築いた栄一の故郷にも、当時の名残があります。

 

こちらは清風亭。

第一銀行創始者の栄一の喜寿を記念して東京都世田谷に建設されましたもの。
取り壊しの話が出て20年ほど前に移設されれたそうです。
 

 

そしてこちらは誠之堂。


こちらは清風亭と同じ苑内に作られた第一銀行の佐々木氏の記念の物らしい。
やはり都内から深谷に移設したそうだ。


東京駅を含めレンガは市内の日本煉瓦製造株式会社の工場で製造されたそうす。
この工場、日本初の機械式レンガ工場でした。
もちろん日本煉瓦製造株式会社も栄一が起業した会社です。

その後、日本煉瓦製造株式会社は秩父セメント(現太平洋セメント)の子会社となったものの、2006年に自主解散したとのこと。

今回工場跡地へも行きましたが一般公開はされていませんでした(泣)

市内にはこの他、当時のレンガ建造物がいくつもあるようです。
(滝沢酒造や、小林商店、福島屋商店、田中藤左衛門商店、鉄道施設など)
まだパンフレットになってませんねえ。
ドラマが始まったら宣伝されるのかな?(笑)

 

今回はまたも下見です。

本番は来年かな。

 

 

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