我が家はカミさんのコメ農家の従妹から玄米を買っているのですが、3年前からもみ殻を貰うようになりました。
従妹さんからもみ殻の使い方のレクチャーを受けました。
主には乾燥防止や断熱効果のために蒔いた種の上や定植した苗の根元にもみ殻を盛るというものでした。
どのくらいの量?という定量的な話ではなく、感覚的なものでした。
一昨年のもみ殻は発酵を狙って木枠に投入。
200Lで約20kgに対して約3kgの米ぬかとEM菌を混ぜ込んでおおよそ1年。
今一つだなと感じつつも昨年秋(次のもみ殻が来てしまったので)にM1のイチゴ畝に投入。
そのイチゴ畝を撤収した後に6/16に掘り起こしてみますと。。
なはは。もみ殻が残留してました。
(なるほど。イチゴの増産も失敗するはずですわ(泣))
真面目に計算してみましょう。
もみ殻20kg(200L)の
炭素分40%=20×0.40=8.0kg
窒素分0.5%=20×0.005=0.10kg
ぬかの3kgの
窒素分2.4%=3×0.024=0.07kg
なので
C/N比=8.0/(0.10+0.07)=47.1
となります。
まだまだ窒素分の比率が高く、発酵微生物が増殖できず、発酵が進まないわけです。
そこで更に鶏糞3kgを投入します。
鶏糞3kgの
窒素分2.3%=6×0.023=0.14kg
ですので
C/N比=8.0/(0.10+0.07+0.14)=25.8
になりました。
30を下回りましたので発酵が進むはずです。
当面M11エリアは閉鎖です。
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3m2ですので、0.10kg/m2の施肥量となりますが。。
通常10~30g/m2ですので3~4倍に広げたらよいのかと。。
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