【栽培実験】時差式混栽の根菜(サツマイモとヤツガシラ)、ラッコ式!? | レムの里山紀行

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時の流れを忘れて土を耕したり野を歩いたり山を観たり

先週末にサトマイモとヤツガシラを植えました。

 

ヤツガシラとは里芋の一種で大きな実となりホクホク感が半端ない里芋です。

 

ヤツガシラは義父の好物だったもので昨年栽培チャレンジして玉砕してます(笑)

 

 

樹形が異なる2種類の根菜ですが、

栽培期間が5~6か月と長く、

春夏冬野菜と期間が被るために場所の確保が悩ましい作物です。

(里芋は連作障害もあって、毎年場所移動が必要です。)

 

 

なので、場所の有効活用のために、それぞれ他の野菜との混栽を実験してみようと思います。

 

サトマイモもヤツガシラも最初はそれほど大きくなくて場所を取りません。

そして7月以降は大きくなって行きます。

なので6月末くらいまでに収穫する作物の中に入れ込んであげればよいと考えました。

 

『時差式混裁』と名付けました(笑)

 

 

具体的にはすでに栽培が始まっている野菜で

6月初までに収穫予定のブロッコリやキャベツ、

6月中~7月中に収穫予定のコーンや枝豆のエリアが候補となります。

 

 

サツマイモは今年は安穏芋を用意しました。

苗10本で¥315。。(来年は苗を作ろうかな)

 

例年サツマイモは、大きく育てようと垂直挿しで栽培していました。

 

ですが今年は『菅野式』や『湾曲尾出し式』を試してみようと思います。

 

農業ビジネス サツマイモ~良質・多収のためのサツマイモ作りとは?~


によれば、、、

①採苗後1~2日の苗を上手く挿苗して、葉を枯らさずに活着させると節から2本の肥大根が発生、
そのままイモになる。4節埋めれば8個のイモが付く。

 
②苗の葉を枯らさずに活着させるには、適正な土壌水分で『曇天時に植えるのが一番』である。
 降雨時や降雨直後は水分過多、晴天時の午前中は葉の萎れが酷くてダメ、
 →やむを得ず晴天時に植えるときは午後遅めか、遮光対策(藁や不織布をかけている)

 

③発根が早く、肥大根(イモになる根)になりやすいのは頂葉(展開葉)から数えて3~5節目
 これ以下の節は吸収根になりやすく、葉も枯れやすい。
 植える苗は数節で十分、長さが20cm以下の節間の詰まった苗がよい。


④植え方は斜め挿しが効率が良く、活着も良い。
 浅いほど地温が高く、空気(酸素)が多いので発根が早い。

 

あたりがポイント。

 

③の『3~5節目』を切り取って挿すのが菅野式。

 

それなら切り取らずに6節目以降を土の外に出して挿してもよいだろうと『ラッコ式』も試してみましょう

 

 

あと②の遮光対策、これは今までやったことがなくて、苗をだめにしました。

今年はしっかりやろうと思います。

 

 

まずは菅野式。

 

そして独自開発の『ラッコ式』。

ラッコみたいに頭と尻尾を出して、3~5節に土を載せてみました。

 

船底植えという方法

がありますが、それをもっと積極的に湾曲させて3~5節を中心に植えています

 

植えた畝はここ。B2エリアでブロッコリと混栽してます。

 

2本の多収穫ブロッコリ(3/16定植)の間は、小松菜(1月播種)を植えてましたが先日収穫済み。

多収穫ブロッコリの収穫はこれからしばらく続く予定です。

 

遮光対策で不織布をかけます。

 

ブロッコリの防虫対策で防虫ネットをかけます。

 

一方のM4エリア。

コーンと枝豆の定植&播種(4/18)をしています。

そのすき間に。。。

新聞の下に安納芋の苗をラッコ式、垂直式、菅野式で挿して比較実験をします。

7月上旬にどうなっているかが楽しみ。

 

続いてヤツガシラです。

キャベツ1、小松菜2が植わっている間です。

矢印の先にある小さい白いのがヤツガシラの芽です。

今年購入した種芋はすでに芽が出ているものが6/8個ありました。

 

昨年は芽が出ることなく地中で溶けてしまったので、

今年は芽出し必須と思ってましたが、これで一安心です。

 

サツマイモとヤツガシラの収穫は10月~の予定です。

そのころには冬野菜の植え付けが終わって、

秋の旅の時期に忙しくて、

収穫が遅くなるような気がします(笑)

 

 

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