秀樹逝く | レムの里山紀行

レムの里山紀行

時の流れを忘れて土を耕したり野を歩いたり山を観たり

通院のため、朝はゆっくりしてTVをみてたが秀樹一色だった。
 
西城秀樹の訃報は自分にとってもショックだ。
彼の覚悟を持った前向きな生き方は自分にとっても励みになっていた。

障害を持つと、人生のうちで諦めて捨てる部分がどうしても出てくる。
ここまでは誰でも同じ。
そこからの一歩を踏み出せるかどうか。
 
秀樹は『生涯歌手』の目標を掲げ、人生を最後まで楽しむ道を選んだ。
彼のたくさんの魅力の中で中心を為すのが歌唱力だということに早くに気づいたのだろう。
自分に残っている可能性、
その可能性が自分の価値観と合致するかどうか、
もしくはそのことに気づけるかどうかでその後の人生が様変わりしてくるのだと思う。
 
で、自分。
目眩が伴う難聴は人生を大きく変えてきた。
特に9年前長期入院を余儀なくされてからは価値観さえも変えなければならないほど。
会議はとにかくダメだ。ノイズや残響がある部屋での籠った音声は聞き取れない。
戦力外とまではいわれなかったが担当職務は大きく後退した。
それでも置いてくれるだけでもありがたいが。
 
9年前に自分の人生を再定義した。
宣言文は恥ずかしくて書けないが、要は、
こんな自分でも必要としてくれる人には全力で向き合う人生とした。
例えば職場にも地域にも自分を必要としてくれる場がいくつかある。
そこで役立ち続けられるように知識や技能を磨き続ける事にした。
そうそう、親達も自分を必要としてくれた。

振り返れば農活も旅活もそこから派生してる。

秀樹のような華やかさがない人生だが、心のありようは負けたくないと思う。
 
 
 
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