走るということ
世の中的には、マラソンがブームだそうです。
東京マラソンンの申し込み倍率は10倍を超えたそうで、近年の自転車ブーム・登山ブームと肩を並べる勢いですね。
実は私も今年の6月頃からマラソン(ジョギング?)を始めまています。
と言っても土・日・祭日の朝15分間のみ、という超お手軽な簡易マラソンなので、恥ずかしくて自分を「ランナー」だとはとても言えないのですが、「走る」ということにはとても興味が湧いている今日この頃です。
そんなある日曜日、なんとなく気になって買ってしまった本があります。
村上春樹の 「走ることについて語るときに、僕の語ること 」
村上春樹さんは、32歳からずっとマラソンをしているそうで、私とは比べるべくもない真の「ランナー」なのですが、なぜか私の心にビシビシ響く、とても共感できる本でした。
走るってことは健康のためなんかじゃなく、「走るため」に「走る」んだということ。
カッコ良すぎです!春樹さん。
若いときにはわざわざマラソンまでして「健康に長生きしたい」という考え方自体が全く理解できなかったのですが、この歳になって初めて「マラソンは健康のためにするものじゃない」ということを、体で理解しました。
いつか真のランナーになれる日が来るように、これからもコツコツ走っていこうと思います。その時になれば、この本の感じ方がまた一味変わってくるような気がします。そこまで続かなかったら……自転車に転向します!(笑)
何か惹かれるものを感じたら、本屋さんへどうぞ!
以上、PODグループ 若木でした。