プライベートで付き合う友人は、
私にこんなことをよく言います。
「会社経営はもちろん大変な事が多いだろうけど、好きなことが思い切りできてうらやましいわ」
「計画未達成の上層部への言い訳の会議とか、数字の帳尻合わせとか、誰かに体裁を取り繕うための負の仕事がなくて、いつも問題解決や改革改善の生産的な取り組みができていいね!」
(↑この友人は同世代男性ですが、けっこう具体的なまでに(^▽^;)、自身の環境をぼやきつつも、目標達成している素晴らしいスーパーサラリーマンです)
私が 好きな事を誰にも邪魔されずやっている。
というふうに見えるらしいです
確かに。
好きなことに思い切り挑戦させてもらっている
と感じる
そんな毎日ですが。
一方でもちろん「義務感」に
追われています。
会社のこと、顧客のこと、事業のこと、社員のこと。
全てにおいて、改善する、解決する、結果を出さねばならない!という
「使命感」「責任感」。
常に自分が「仕事」を追いかけなくてはならない
という「義務感」は常について回ります。
義務感は「〜しなければならない」という
いわば「MUST」。
日々「MUST」。
こんな義務感ばかりで
緊張感いっぱいに1週間過ごしたら、
やはり週末を迎えるあたりには、
息切れしそうな時も
そんな折にハッとします。
あれもやんなきゃ。
これもやんなきゃ。
仕事はたしかに「義務」
すなわち「MUST」の集合体。
だけど。
そんな時だからこそ、
あれをやりたい
これもできる
挑戦できる「権利」を楽しもう。
「MUST」という「最低限」こなすことを
「BEST 」という「最大限」目指すことに置き換えてみよう。
義務感は仕事をする上でかなり大事ですが、
過分に行き過ぎると、
視野が狭くなってしまう
恐れがあります。
早朝に出勤し、
今日の「TO DO リスト」にしたがって
時間との戦いで、
片っ端から仕事をなぎ倒す勢いで
処理している時。
多分、私の顔は鬼の形相なのかも
有言実行という自分に課したポリシーを
果たすために、
まるで獲物を前にした猛獣
なってやしないか?
これは、経営者に限った話ではありません。
仕事をしていると、
目の前のmustを優先してしまうから、
Best、betterを目指せなくなる時がある。
「やんなきゃいけない」
だらけの中にも
少しでも「やる事ができる!」事を
見つける事ができる人が
本当に仕事を楽しめる人
なのだと思う。
しんどい時は自分にそう言い聞かせています。