【骨と筋】
身体運動は筋の収縮の力を骨に伝え、関節角度を変化させようとすることによって実現している。

骨は関節を作り、身体運動の土台となっているだけでなく、体内のカルシウムやリンなどの無機塩類を貯蔵したり、血液を作るはたきももつ。
※骨塩量 骨の中の無機塩類量
※骨密度

筋は骨格筋、心筋、平滑筋に分けられ、骨格筋は骨に付着するものを指し、平滑筋は心臓を除く内臓を形成し、心筋は心臓を形成する。
骨格筋と心筋は、横紋構造をもつ横紋筋で、骨格筋は随意筋である。
※骨格筋は筋線維、筋原線維、筋フィラメント(アクチンフィラメント、ミオシンフィラメント)という構造
※筋断面積
※筋線維は速筋線維と遅筋線維、平行筋と羽状筋に分けられる
※筋が収縮するためのエネルギーは、ATP(アデノシン3リン酸)がADP(アデノシン2リン酸)とリン酸に分解される時に発生するエネルギーにより供給される
※運動の強度、持続時間に応じて、ATP-CP系、乳酸系、酸化系の3つのエネルギー供給システムが存在する
※筋腱複合体

【神経系】
神経系は脳および脊髄からなり、情報の統合と処理を行う中枢神経系と、体性神経系と自律神経系からなり、情報の伝達を行う末梢神経系に分けられる。
体性神経系は感覚受容器からの情報を中枢に伝えたり、中枢で作られた情報を骨格筋に伝え、自律神経には高感神経と副高感神経がある。

※神経細胞
神経系を構成
ニューロン
※インパルス
神経からのインパルスによって筋収縮が起こる
※運動単位
※神経支配比
※運動野
※フィードバック
※閉ループ制御 開ループ制御
※反射
※伸張反射

【呼吸循環系】
肺循環
心臓の右心室から肺動脈に入り、肺毛細菅、肺静脈を通り左心房に戻る。
全身循環
左心室から大動脈に入り、内臓、体幹、大肢、脳などを通り、上下の大静脈から右心房に戻る。

※毛細血管
※血液
55% 血漿
45% 細胞(赤血球、白血球、血小板)
※酸素摂取量
※運動強度
※最大酸素摂取量
※心拍数
※無酸素性作業閾値
血中乳酸が上昇し続けることなく行える最高の運動強度