人間や犬の汗腺は、エクリン腺とアポクリン腺の2種類が存在しています。
エクリン腺から出る汗の成分は、わずかに塩分が含まれていますが、大半は水分であるため、サラサラしている特徴があります。
アポクリン腺から出る汗の成分は、皮脂やタンパク質、アンモニア、尿素などが多く含まれており、水分が少ないためにベタベタしている特徴があります。
体臭は、このアポクリン腺から出る汗の成分が酸化したり、常在細菌が分解する事によって臭いの原因物質が作られる事で発生します。
人間は、体温調節を発汗によって行うため、エクリン腺がとても発達しており、全身に分布しています。
そして、脇、乳首、ヘソ、性器、肛門など、特定の部位にだけアポクリン腺が存在しています。
犬は、体温調節をパンティングと言い、舌を出した状態でハアハアと早く呼吸する事で体温調節を行っています。
そのため、エクリン腺がほとんど発達しておらず、全身にアポクリン腺が分布しています。
その結果、犬は人間以上に体臭の原因となるベタベタした汗を掻きやすいため、体臭が生じやすい特徴があります。
→愛犬の体臭、臭い対策に
