トイレに立ち寄り、スタート地点の運動公園を通過します。
もう続々と選手がゴールしているアナウンスが聞こえます。

一方私たちはまだ32キロ(ぐらいだったかな)地点。
あと10キロ!って感じだったと思います。


そうそう、宮崎に着いて空港でご飯を食べてる時、隣のテーブルもマラソン参加者っぽかったのですが
「35キロがやっと半分なんだよ!」
という会話をしてました。
そこからがキツイそうです。


となると、まだ半分も走ってないよ~…。
20キロぐらいの時はランナーズ・ハイが訪れましたが、30キロ過ぎたぐらいから疲れが出てきました。
足が筋肉痛になり、重くて上がらなくなります。
一昨年の青梅の時はあまりに筋肉痛が酷かったので分かりませんでしたが「足が重い」という感覚が分かりました。

もう運動公園は過ぎ、周りの景色は海です。
気持ちの良い、走り安いコースなのに辛くなってきました。

旦那も元々体調がよくなかったせいか、
「歩こうか?」
と言い出しました。

でも最初から頷いてはいけません。
「あともうちょっとで大会名物・日向夏ゼリーステーションがあるから、そこまでは走ろう!」
と、抵抗してみました。

で、これが35キロ地点だったかなと思ったのですが違ったらしく、なかなか出てこない。
今度は私が言ってしまいました。

「やっぱり歩こうか」

とそしたら今度は旦那がまさかの抵抗!

「もうちょっと頑張ろう」
と。


ああ、夫婦で走って良かったなあ~。
こうやって助けあって生きていくんだ。
なーんて、感動した瞬間でした。


そして日向夏ゼリーステーションに辿り着いた時には、とっくにゼリーは無くなっていましたとさ。


そういや去年のハーフの時も遅かったからゼリー無かったよな…。