●(木) 「Re:リベンジ-欲望の果てに-」(夜22時~、フジテレビ)

…赤楚衛二 主演、錦戸亮、余貴美子、梶原善、光石研、芳根京子、青木柚、見上愛 他共演。


大病院を舞台に繰り広げられる、権力争いと人間の怖さを描くサスペンスドラマ。

演出といい、音楽といい、ストーリーといい。

怖すぎて一人では観られない笑い泣き笑い泣き笑い泣き


ドロドロ系で、主人公が眠らされていた病院が実は20年前に閉院してたり、点滴のシールが貼り替えられてたり、錦戸亮の不気味な笑みといい、ほとんどホラーです(笑)。


「君が心をくれたから」で主人公の優しいおばあちゃんだった余貴美子が、突然叫び出したり、暴れたりする怖~い伯母さん役で出てます(笑)。

貴美子さん、振り幅広いなあびっくりびっくりびっくり



「天堂記念病院」の理事長だった父親・天堂智信(光石研)が、何者かによって殺された。


息子の天堂海斗(赤楚衛二)は、

医者にはならず週刊誌記者として働いていたが

生前の父からは「次の理事長にはお前を」と推薦されていた。


不可解な父の死に、新しく来た外科医の大友郁弥(錦戸亮)や伯母の天堂市子(余貴美子)を疑い、葬儀で叫び出すが、周りの者たちに止められる。


市子は婿養子の義弟である智信に対して憎しみを抱いており、妹(海斗の母)が昔亡くなった時には、海斗にも辛く当たっていた。


更に葬儀の後、海斗は突如何者かに拉致され、なんと5ヶ月もの間、見知らぬ山奥の病院で眠らされていた。


その間、新しい理事長には婿養子だった智信の義理の姉・天堂市子が就き、婚約者だった朝比奈陽月(芳根京子)は大友に奪われ、婚約までしているという。


真相を明らかにするため、従兄弟の天堂佑馬(青木柚)や出版社の元後輩(見上愛)を味方につけ、独自に調査する海斗。


祖父である会長(笹野高史)に直接頼み込み、広報として病院に潜入できたものの、

一番怪しんでいた大友が実は市子を疑い、彼も独自に調査していたのだった。


果たして大友郁弥は敵なのか、味方なのか…?



最終回近くまで引っ張るかと思っていた「父親を殺した犯人」が、3話であっさり市子と現院長の共犯だと分かってしまい、早々に物語から退場。


なんだ、あんなに面白かった「貴美子劇場」はもう観られないのか?(笑)


これからは「理事長の椅子」を巡って、海斗が大友と争って「闇落ち」していくようなストーリーになるのかな?


錦戸亮は、昔やってたドラマ「ラスト・フレンズ」で長澤まさみ演じるヒロインを恐怖に陥れるDV男役だったもので、その時感じた怖さがいまだにトラウマなんですわ。


後に書く「ACMA:GAME」といい、

今期は「父親を殺された復讐」ものも多いなあ。


お父さんが柩に入ってるシーンは、自分も実体験したばかりなので、メンタル的にちょっとしんどかったなあ。


「春になったら」で主人公・瞳の友人役だった見上愛さんが、今度は海斗の後輩役で活躍してます。



冬ドラマでは「春になったら」を観ながら、自分の父親に重ね合わせて過ごしてたところもありました。

病名は違うけど、同じように、桜が咲く頃に亡くなってしまって。


ともあれ海斗と大友郁弥がどう戦っていくのか、本当に「闇落ち」ものなのか、これからが見ものですね。



●(金) 「イップス」(夜21時~、フジテレビ)

…篠原涼子、バカリズム ダブル主演。


篠原涼子は「書けなくなった」ミステリー作家・黒羽ミコ役、

バカリズムは「解けなくなった」刑事・森野徹役で、


ひょんなことから「絶不調コンビ」がタッグを組み、難事件を解決していくミステリーコメディ。


『え~、いくら刑事が認めてても、一般人を殺人現場には入れないでしょう?チュー

とか、現場での不謹慎すぎるミコさんの言動とか、

ツッコミどころ満載で、

篠原涼子の無駄遣いにも感じて。


「倒叙式ミステリー」なんてハードル上げて謳うもんだから、

「古畑任三郎」と比べてしまうけど、脚本も演出も足元にも及ばないのが、なんだかなあ。

期待しすぎたかなあ。


まあ、主役二人の会話のリズムや、毎回異なる犯人ゲストが楽しみで、結局観ちゃってますけど。




●(日) 「ACMA:GAME アクマゲーム」(夜22時30分~、日本テレビ)

…間宮祥太朗 主演、古川琴音、田中樹、竜星涼、小澤征悦、吉川晃司、橋本じゅん 他共演。


世界中に潜む99本の悪魔の鍵を巡り、人々は争いを繰り返してきた。

その鍵を全て手に入れた者は、あらゆる願いを叶え、世界を征服できるという。


そんな伝説が存在する世界。


お菓子メーカーを営んでいた父・織田清司(吉川晃司)は「運気を上げる悪魔の鍵」を持っており、

まだ子供だった息子の照朝(間宮祥太朗)に見せながら、「人間の欲望は果てしない。欲望に負けてはいけない」と諭すのだった。


そんな自慢の父親が、照朝が中学生の時に崩心(小澤征悦)という男に殺され、鍵は奪われてしまった。


更に会社は人手に渡り、照朝の身を案じた清司の秘書(?)・岡本龍肝(橋本じゅん)は彼をイギリスに留学したことにして、世界中逃亡させていた。


大人になった照朝は放浪の末、日本に戻り、悪魔の鍵の謎を解き、父を殺した崩心に復讐するため、

戦いを開始する。


幼なじみの初(うい、田中樹)、悠希(古川琴音)と共に、「アクマゲーム」に挑む。


悪魔の鍵を持つ者は、「悪魔」を召還し、「ゲームマスター」として迎え、毎回ゲームを開始することができる。

ゲームに挑む前に、対決する両者は「相手に望むもの」を悪魔の前で互いに宣言する。


勝利した者は、相手の持つ鍵と、その「望んだもの」を手に入れることができる。

命でも、情報でも、その他なんでも。



最終回まで、昔やってたドラマ「ライアーゲーム」みたいに毎回色んなゲームやゲストが出てくるのかと思っていたら、


次回からは「トーナメント戦」が始まるのかい?(笑)


「VIVANT」で精悍な顔つきの公安の新庄役だった竜星涼くんが、

今回はお調子者の上杉潜夜役で出てて、

最初あまりにもキャラが違いすぎるので、誰だか分からなかったびっくりびっくりびっくり

彼も振り幅、広いなあ。


ちょっと演技がオーバーな気もするけど、原作の漫画があんなキャラなのかな?


「ペンディング・トレイン」で勝ち気な美容師役だった古川琴音ちゃんが、今回は頭脳明晰なITエンジニア役として、主人公の片腕として活躍してます。


1、2話では照朝が勝利して、3話では天才ギャンブラーの潜夜に負けてしまった照朝。


しかし、「負けたら相手を仲間に引き入れる」という少年漫画特有の作戦に出た照朝(笑)は、

4話からは潜夜を味方につけます。



原作は知らないけど、悪魔が全部CG+声優の扱いになってるのがちょっと残念だなあ。


役者とか特殊メイクとか、少しは使えばいいのに、

CG使われると途端に興ざめしちゃうし、大人の視聴者がつかなくなるんだよなあ。


まあ、私は長髪&低音ボイスの間宮祥太朗が観たいだけなので、いいんですけど(笑)。


毎回、ゲームの展開が二転三転するのが、ストーリー的には面白いです。

注意して観てないと、ルールに置いてかれる笑い泣き笑い泣き笑い泣き


観るほうも頭を使う、頭脳戦ドラマでもあります。


「デスノート」や「ライアーゲーム」が好きな人は楽しめるんじゃないでしょうか?




他に、キムタクの「ビリーブ」も観たいけど、リアルタイムでは視聴できず、TVerで後から観るつもりです。


あと、月9は前作の「初回で主人公の恋人が事故に遭う」と「高校生の時から10年越しの愛」っていうテーマが被りすぎなのとで、


続けて観るのはなんだかなあ、と離脱しちゃってますチュー


自分には、あんなキラキラな高校時代が全くなかったので、共感できないのもある。

台詞や演技も観てて恥ずかしくなるところもあって、リア充向けのドラマなのかなあ、と。



春ドラマの視聴は、今のところこんな感じです。


特にハマってるのは「Re:リベンジ」と「ACMA:GAME」かなあ。