昨日放送された「おっさんずラブーリターンズー」の第4話は、情報量多すぎでお腹いっぱいでした(笑)。
まずタイトル、
「お尻を拭くまで帰れま10」
さすがテレ朝(笑)。
牧のお父さんがぎっくり腰になり、
トイレでお尻を拭けないので、
不在の家族や北海道へ出張に行く牧の代わりにお世話をしに行くことになった春田。
冒頭のはるたん&まきまきのイチャラブお買い物シーン&スーツケースに入ろうとするはるたん(笑)のシーンは、
至福過ぎた
スーツケースから荷物をぶちまけるはるたんのシーンは、
前作の最終回を踏襲してるのよね
3泊4日の出張に行くという牧に
春田「俺、浮気しちゃうかもね~」
牧、変顔で「へー!(できるもんならやってみろ、的な雰囲気)」
ああ、尊い
でもって、他局でまさかのVIVANTネタ
謎のお隣さん、六道菊之助(三浦翔平)が「現役の公安刑事」だと明かすと、
「お試し家政夫」の武蔵(吉田鋼太郎)が
「えっ、VIVANTでいうところの野崎さん!? ホントにいるんだ~!」
と興奮しまくり、
菊様も思わず武蔵を「野崎さん…黒澤さん」と呼び間違えてしまう(笑)。
更に、橋の欄干にロープがかけてあるのを見た武蔵は
「VIVANTで観たあれは!」
と別班・乃木がスパイの山本を「処刑」するシーンを思い出す始末(笑)。
脚本の徳尾さん、私が「VIVANT」ファンだと知ってます?(笑)
他局なのにオブラートに包まず、そのまんまタイトルとか名前出してもええんや
他にも、恋活迷走中の武川部長(眞島秀和)が「バチェラー」風テレビの恋愛リアリティーショーに出演、
そのゲストにディーン・フジオカが!!!
いきなり「おむつパートナー」と言い出してしまい、ロマンスぶち壊しで振られてしまう武川さん(笑)。
和泉さん(井浦新)と春田(田中圭)のキスシーンは、
「冬のソナタ」ネタらしいし、
過去の和泉さんが警察学校で教官をしていて、
その教え子&元バディ&恋人が春田そっくりの「真崎秋斗」
だと判明、
これはフジテレビのドラマ「教場」へのオマージュだと、ネット上でも話題になったとか。
風間さん(木村拓哉)と殉職した遠野くん(北村匠海)の関係性?
この二人は恋愛関係じゃないけど(笑)。
コメディの「おっさんずラブ」で死人が出るのは嫌なんだけど、オマージュなら仕方ないのかな?
「バチェラー」と「冬のソナタ」は観たことないんだけど、元ネタ全部観てる人はもっと楽しめたんだろうな。
ドジ&クールで小悪魔な田中圭の一人二役、萌えるな~
和泉さんのシャツの赤色、血じゃなくてイチゴジャムの色かと思ってたら、
本当に復讐しに行ったテロ組織から返り討ちにあって、流血してたの
秋斗にしろ和泉さんにしろ、公安&元公安なのに、
単独行動多すぎだろ(笑)。
おむすび屋さんの菊様は、それだけで収入安定するのかな? と思ってたら、
裏の顔が公安だったのね。
で、今回のお話の主軸である、牧のお父さんと春田の関係性。
二人の結婚を認めておらず、春田にお尻を拭かれたくないお父さんは最初はお世話を断り続けていたのが、
武川さんのアドバイスで春田と将棋を指し、
その中で「凌太」の話をして打ち解け、
最後は素直に「うん!」となるところ、
可愛すぎた(笑)。
「牧のお父さんは俺のお父さんでもあるんだから」
と春田。
前作は「結婚」することの難しさ、
今作は「家族」になることの難しさを
描いてるのかな?
しかしこのドラマ、右も左もゲイだらけなの、何故?(笑)
まあ、「おっさんずラブ」の世界には「ゲイ」って観念がなくて、セリフも出てこなくて、
あくまでも性別を越えた「人間愛」を描いたドラマなんだけど。
春田のお母さんは案外あっさりと二人の結婚を受け入れ、本人は新しい恋愛に夢中。
春田に惚れていた荒井ちず(内田理央)は結婚→離婚→シングルマザー、
鉄平兄さん(児島一哉)はまいまい(伊藤修子)と結婚して、二児の父、
蝶子さん(大塚寧々)は栗林くん(金子大地)と再婚して、蝶子さんは弓道場を経営。
そして、黒澤武蔵はカリスマ家政夫となり、
はるたんへの愛を「父性愛」に変えて、二人の生活を見守る立場に。
登場人物みんなが精神的に自立していて、
お互いに依存してないのよね。
病んでる人といえば、和泉さんくらいで。
和泉さんと同居する菊之助は、
「弟なんかじゃねえよ」と、
まだ「秋斗」のことを忘れられない和泉に、
やりきれない想いを吐露。
武蔵が「姑」の立場にならず、まだはるたんへの想いが捨てきれずに、二人にちょっかい出す展開も期待してたんだけど、
新キャラ二人に重点を置くため、それはやめたのかな?
今回、武蔵は視聴者と同じ立場として描かれてるね。
狂言回し的な。
前作観てない人でも、武蔵の視点で観るとお話に入り込める仕掛けになってる。
まだまだこれから一波乱も二波乱もありそうな
「おっさんずラブーリターンズー」、目が離せません!