先々週から始まった、冬月9の「君が心をくれたから」。


山田裕貴が出てるから、気になって一応見始めましたが、


脚本がとにかく寒い&脚本家が自分に酔ってるのがひしひしと伝わってきて、2話で既に脱落しそうですチューチューチュー


新人の若手じゃ視聴率が取れないから、

無理矢理数字の取れる山田裕貴を連れてきた感があるな。


月9は最低視聴率更新を狙っているの?(笑)



まず、朝野太陽(山田裕貴)が逢原雨(永野芽郁)を好きになった理由が、あまりにも曖昧で浅い。


花火大会で偶然見かけた(一人でいて、しかも笑っていなかった)

同じ高校に入ってきた

雨の日に相合傘&告白(太陽、「お天気雨の日に同じ傘に入った二人は赤い糸で結ばれる」とか言い出す)

「すっごく迷惑です! 気持ち悪いです、そういうの!」


あ、はっきり言われた(笑)。


前クールの「ゆりあ先生の赤い糸」といい、

最近のドラマは

「赤い糸」ブームなの?笑い泣き笑い泣き笑い泣き



「花火で君を幸せにしたい」

ってのも痛すぎるしなあ笑い泣き笑い泣き笑い泣き



イケメン裕貴だから許されてるだけで、

現実にこんな奴がいたら、ただのストーカーだよ(笑)。


「(彼女がダメなら)俺と友達になって」

ってのも痛い笑い泣き笑い泣き笑い泣き



高校3年生の男子なんて、24時間エロいことしか考えてなさそうなのに(笑)、

友達で満足するとか、

なんかリアリティーないなあ。



雨の母親が雨を叩き出した理由、

「あんたのせいで!」

と包丁を向けた理由も、はっきり描かれてない。


「子供がいると、男に逃げられるから」?

そもそも、お父さんどこ行った?

離婚してるの?


包丁を向けた後、「はああっ」とか言って逃げ出したお母さんも、わけわからん(笑)。


脚本家が「虐待って、だいたいこういう感じなんだろうな」

って、ろくに調べもせずに、

恐らくは想像だけで書いちゃってるな。




そもそも、雨ちゃんはなんで高卒でいきなり有名店で働けると思ったの?


おばあちゃん、老舗の和菓子屋さんやってて、

一人であんなでかくて豪勢な家に住んでるなら、

孫を製菓学校に行かせるお金くらい、

作れそうだけどな。


おばあちゃんのお店で少しお菓子作りを教わるとか、それくらいはできたはず。


二人とも2年間、何やってたの?



雨が大晦日に博多行きの夜行バスに乗る時、

なんであんな駅前でもない川沿いの変な場所から出発するの?(笑)


太陽、常に爆竹持ってんのもヤバい奴じゃん(笑)。



私の大学時代にも、太陽くんと同じ色覚障害の人がいて、


彼は

「色覚障害でもこんな映画が撮れるんだ! 」という思いで卒業制作を作り、

私はそれを観て思わず涙するくらい感動した、

そんな経験があるので、


主人公の二人に昔の自分を重ね合わせて、

その点だけ良かったかな。



しかし、赤信号と青信号、そんな簡単に間違えるかなあ? 

ピクトグラムの位置も形も違うし。

太陽くん、気が動転してたのかなあ。

今まで、どうやって生きてきたの?



そして、ラストにいきなりのファンタジー展開(笑)。


斎藤工が「喪黒福造」に見えるわ(笑)。


「笑ウせぇるすまん」喪黒福造 



あの世の案内人・日下

「彼を救う代わりに、あなたの心を奪います。五感は心の入口です」


なんか、健常者のヒロインが無理矢理「障害者」

にされていくのをこれからずっと見せられるなんて、


障害を持つ当事者としては、

「感動ポルノ」みたいで嫌だなあチューチューチュー



ストーリー展開的には、

昔の韓国映画「私の頭の中の消しゴム」を思い出すなあ。


若年性認知症で、徐々に記憶を失くしていく妻と、

それを支える夫の、夫婦の愛の物語。






日本版では、深キョンがヒロインをやってました。




第2話で、味覚を失くしてしまう雨。


最後に太陽くんとマカロンを食べる時、

「雨ちゃ~ん、早く食べて~!笑い泣き笑い泣き笑い泣き

とツッコミたくなった(笑)。



あのアップルウォッチみたいなデジタル時計も、

アニメっぽい設定で、なんだかなあ。


日下「口のマークは味覚です」(笑)


むしろ、時間も失くす五感の種類も、

ヒロインには分からない状態にしたほうが、

視聴者が共感しやすかったんじゃない?


「あ、味がしない。今、味覚を失くしたんだ」

「あ、彼の声が聞こえない。今、聴覚を失くしたんだ」

「あ、彼が見えない。今、視覚を失くしたんだ」


と、より詩的な表現になるのに。


そもそも、五感を失くす期間が「3ヶ月」である必然性がない。

あくまでも、ドラマが3ヶ月放送されるってだけなので。


「太陽くんの命も3ヶ月だけ伸ばします」

だったら、まだ分かるんだけど。


脚本家の人は、ラノベの読みすぎ、

アニメの観すぎですな(笑)。

ラノベって読んだことないけどてへぺろ



「奇跡のことを誰かに話したら、太陽くんも私も死んでしまう」?


雨ちゃんまで死ぬ理由が分からないチューチューチュー



おばあちゃん、リハビリしている娘の霞美に

「お母さんはずっとあなたの味方だよ~」

とか言ってたけど、過保護やなあ。


いや、娘と孫がこうなったの、あなたにも原因あるんじゃないの?笑い泣き笑い泣き笑い泣き

自分は全く悪くないつもりでいるみたいだけど。



案内人の千秋(松本若菜)、「ONE DAY~」の刑事役みたいにあまり感情が動かないのかと思っていたら、


意外と雨ちゃんの前では笑ったり冗談を言ったり、

人間らしい性格なのね。


私的には、キャラがブレブレに見えるけど(笑)。




永野芽郁ちゃんは、笑った顔とか若い時の綾瀬はるかに雰囲気が似てるなあ。


特に山田孝之と共演してた

「世界の中心で、愛を叫ぶ」の時の。


太陽くんの妹、春陽役の出口夏希さんは、

今田美桜に似てる。



長崎が舞台なのに、誰も長崎弁、九州弁をしゃべってないのが、

九州人の血を引く身としては、気になる。



とにかく、「調べない脚本家」だってことだけは分かった(笑)。





22時からの「春になったら」のほうが、

私的には楽しめるかなあ。