昨日で最終回を迎えた「ONE DAY ~聖夜のから騒ぎ~」。
前回の展開妄想&予想は、半分合ってて半分外れてる感じでした
今までは1話の尺(ストーリーの中での流れ)がだいたい1時間くらいずつだったのに、
今回は一気に3時間分進んでました。
結局、榊原を殺して誠司の頭を殴り、記憶をなくさせたのはミズキだったようですが。
蜜谷の台詞だけで、当時の種明かし映像がなかったのが、なんか物足りないというか、説得力に欠ける気がしました。
ここで、事件現場で銃を持ったミズキの顔がはっきり映らないと、なんか観てるほうはモヤモヤして終わっちゃう。
ミズキは誠司の記憶がなくなるとは思ってなかったようで、
誠司を守るために自分が罪を背負ったようです。
いつも使ってた「誠司の記憶巻き戻りフィルム」は何故か最後だけ使われませんでしたね。
麻薬密輸取引現場に現れたのは一ノ瀬一課長で、
ロス・クエルボに「誠司は裏切り者だ」と告げる。
「俺は(取引に)関係ないぞ」とも言ってた。
一ノ瀬は最初に行った嘘の取引現場にわざと突撃隊を向かわせ、警察の目を巻いてたらしい。
一ノ瀬を怪しんだ柚杏はやっぱり蜜谷の仲間で、味方だったのね。
蜜谷は八幡柚杏監察官、狩宮カレン警部補、倉内桔梗に正しい取引現場を電話で教えた。
カメラマンの国枝さんに教えてたのも、蜜谷?
それか、桔梗→クニさん?
前回、ミズキが「取引は行う。協力してほしい」
と電話で言ってたのは、安斎ではなく父親の紫陽だったのね。
で、親父には蜜谷を押さえてほしいと頼んだ。
しかし、誠司から連絡を受けていた蜜谷は、正しい取引現場にも突撃隊を向かわせていて、
紫陽に「お前もアネモネも終わりだ」と告げる。
ううん、結局一ノ瀬は何が目的でアネモネと繋がっていたのか、
何かメリットがあるのか、それ(動機)がはっきり描かれなかったですね。
紫陽と直接の繋がりがあるのかどうかも。
麻薬の一部をこっそりアネモネからもらってた、とか?
そこで、蜜谷から連絡を受けた桔梗が間に合い、
取引現場がカメラにスクープされ、全国に流されてしまう。
査子ちゃんはキャスターデビューして、
「スクープだあ」と興奮しながらも、
冷静に全国に真実を伝える。
ミズキは結局、麻薬取締法と殺人容疑で逮捕されてしまうのか。
でも、誠司に感じていた友情はそのままで、良かった
誠司はせっかく潜入捜査官の任務を解かれたのに、もう警察官には戻らない、と。
前回、柚杏が消したデータの真偽もはっきり描かれなかったなあ。
まあ、蜜谷がまだ持ってたのなら、やっぱり消されてなかったみたい。
勇太に戻った誠司、桔梗さんのインタビュー、ちゃんと受けてあげてよ(笑)。
レストラン「葵亭」では、ようやく完成したメインディッシュがお客さんたちに配られます。
そのまんま、お弁当なのかよ?
ウチワエビのエビフライでも出すのかなあ、と思ってたら、
エビフライ以外にもゆで卵、ハンバーグ、ナポリタンなどお弁当の具が次々と。
テーブルに並べられたのは、
●ゆで卵
●ナポリタン
●エビフライとサラダ
●ハンバーグ、チキン、おにぎり
の4つのお皿。
メインディッシュのお皿、多いな
っていうか、結局どの皿が「メインディッシュ」なのよ?(笑)
途中、怒るお客さんもいたけど、
まあ、これらのメニューは「洋食の基礎」だから、みんな納得してしまったらしい。
んで、真礼さんはなんと、
葵亭の「先代シェフ」だったのか!
ただの「犬探しおじさん」じゃなかった(笑)。
つまり、時生の義理のお父さん。
今日は間に合わなかったけど、
これからのために一緒に新しいデミグラスソースを作ればいいのになあ、
とも思ったけど、時生のお客さんたちに対する言葉を聞いて納得したのか、
後は「現役シェフ」の時生に任せることにしたみたいですね。
最初にデミグラスソースを倒した後、
先代に訳を話して新しく作ってもらう、
って提案がどの従業員からも出なかったのは、
ちょっと不思議ですが。
スクープの放送に満足して、社長からも許された桔梗と査子の二人は、葵亭に向かう。
そしてまた、葵亭に向かう男が一人。
店には査子に連れられて桔梗が現れ、驚く葵亭メンバー。
さようなら、ありがとう、山田さん
査子ちゃんは細野くんからの誕生日&クリスマスプレゼントにマフラーと手袋を素直に受け取り、
報われた細野くん
彼氏と別れたことも忘れてそうな査子ちゃん(笑)。
査子ちゃんは、父親にも素直になってほしいと、葵亭メンバーと共に
桔梗と二人のディナーの席を設ける。
前回の予想では、時生が桔梗にプロポーズまでするのかな、と思ってましたが、
あの距離感ではそこまではいかなかったですね
結局、5年前になんで二人が別れたのかは、描かれず仕舞いでしたが。
仕事や時間のすれ違いかなあ?
前回エンディングの「立葵」の表札は、「先代の家」を表すものだったようです。
真礼さんは下の名前で、
フルネームは「立葵 真礼」らしい。
真礼さんがサンタの格好でコスモワールドにいる時、
やっとフランちゃんと会えた!
そして、最後に葵亭に現れた
誠司こと「天樹勇太」!
梅雨美の言葉も聞かずに、いきなり抱きしめるシーンが、イケメンすぎた❗
少女漫画を読んでる時みたいに、
「きゃ~っ❗」
と久々にときめきましたよ。
やがて、1年後のクリスマス。
桔梗は報道記者を卒業し、
当初の予定通り料理番組の司会になり、
なんとゲストに時生を呼んじゃう!
緊張をほぐすため、
掌に「人」の字を何度も書いて飲むシェフ❗
「お弁当」の回のゲストなのですが、
相変わらず「蘊蓄」が出てしまう時生(笑)。
この二人はヨリが戻って順調なようですね。
んでもって、勇太、葵亭に転職しちゃったのかよ?
もしかして、デミグラスソースをダメにしちゃったお詫びとして「シェフ見習い」になったのかな?
もう梅雨美を一人にしないためでもあるんだろうけど、アラフォーにして、思いきった転職ね。
見習いよりも警察官のほうが、給料良さそうだけどなあ
前にミズキが「武智泥棒」をやったのって、
このためのフラグだったのか(笑)。
そして、誰もが忘れているたった一つの事実。
時生シェフのスマホ、どこ行った?
事件解決の後、査子ちゃんも店の電話にかけてたし。
自転車屋よりも先にスマホショップに行かなきゃ(笑)。
このドラマ、本当は「全12話」を予定していたのが、視聴率が奮わないせいで、1話短くなっちゃったのかな?
あと1話あれば、今回気になった未回収伏線も、
全部回収できたのになあ、と個人的には思います。
クリスマス当日が最終回、というのも粋な計らいになったのに。
各人物の掘り下げも、行動の動機や目的も、
もうちょっと深く描いてほしかった気もする。
3つの物語同時進行、3人の主人公という
新しい試みが、いまいち視聴者に受けなかったのがちと残念。
最終回、意外だったのが「先代シェフ」の種明かしくらいで、あとはだいたい予想通りだったので、
「考察系ドラマ」といえるのかも怪しいですが。
まあ、全体的に私は最初から最後までずっと、
ワクワクドキドキ楽しめました。
3ヶ月間、共に見続けたお仲間の皆様、
お疲れ様でした!