森田敦子さんの「潤うからだ」によると、
おまたケアでまず一番大切なことは、
「洗うこと」。
雑菌から守るために、常に常在菌によって酸性に保たれているおまた周り。
その常在菌を殺さないために、pHが膣口付近と同じくらいに調整された、
「デリケートゾーン専用ソープ」
で優しく丁寧に洗うこと。
銭湯や温泉なんかでよく、痒いからかおまたを普通のアルカリ石鹸やボディソープでゴシゴシ洗う人を見かけるけど、
常在菌が死んで逆効果なので、今すぐやめて下さい(笑)。
おまたの皮膚は掌や顔よりもずっと薄くてデリケート。
そんなことをしたら、おまたが象の皮みたいにガサガサになって、痒みや痛みが増すだけです。
森田先生によると、
「普通の石鹸でおまたを洗うのは、石鹸で目を洗うようなもの」
だそうです(笑)。
しみてしみて、おまたが可哀想
じゃあ、何で洗えばいいのかというと、
私がずっと使ってて気に入ってるのは
「ピュビケア オーガニック(たかくら産業)」の
「フェミニンシフォンソープ」。
「ローズ×イランイラン」
「ビターオレンジ×レモン」
「ネロリ×ジャスミン」
と、香りが3種類あります。
私は3種類試してみて、結局一番初めに買った「ローズ×イランイラン」がお気に入り。
掌で優しく洗った後のスッキリ感がたまりません。
「ソープとミルクのセット」
「ソープとフェミニンシートのセット」
などもあるようです。
他には、森田敦子さんのオリジナルブランド「INTIME(アンティーム)」からも、ソープが出ています。
こちらはソープとホワイトケアクリーム(保湿クリーム)のセット。
アンティームのトライアルキット。
旅行などにも良さげ。
また、イギリス発のブランド「YES」は、pHが特に厳しく調整されていて、イギリスの病院でも使われているそうです。
ピュビケア、アンティーム、YES、どれもソープを実際に買って使ってみましたが、
私の場合はオーガニック認証の「ピュビケア」に落ち着いています。
ご自身で「お気に入り」を見つけてみて下さい。
次に大切なことは、
「潤すこと(保湿)」。
「ピュビケア オーガニック」からは、ミルクタイプの
「フェミニンマッサージミルク」
というのが出ています。
乳液みたいな触感です。
ソープと同じ、ローズ×イランイランの香り。
どうしても痒い、緊急でなんとかしたい、病院にすぐ行けない時におすすめなのは、
「フェミニンスポットクリーム」。
植物の優しい力で痒みを鎮めてくれます。
こちら(スポットクリーム)はあくまでも対症療法なので、おまたガサガサでお困りの方は、ちゃんと病院(婦人科)で一度診てもらって下さいね。
「YES」からは、ジェルタイプの保湿剤が出ています。
全てオーガニック認証済み。
私が今使ってるのは、アロエベラベースの
「モイスチャージェル VM」。
水ベースの「ウォーターローション」や、
オイルベースの「オイルローション」もあります。
「ウォーターローション」は特に乾燥が気になる時、排卵時におりものが少なくて気になる時などにおすすめです。
「モイスチャージェル」も「ウォーターローション」も、おまたが喜ぶのか、速攻で潤います(笑)。
「オイルローション」はまだ使ったことがないです。
YESのこれら3種は、膣の中に塗ったりして、性交痛の緩和ケアにも使えると、
添付の解説書にイラスト付きで説明されています。
この後におまたカイロの話もするけど、
おまたが乾いた状態で温めても、空焚き状態になるだけなので、
まずは
「水分を与えて保湿」
して下さい。
お金に余裕がある時は、
1.「YES」のジェルやローションで、まず保湿!
(=お顔の化粧水の役割)
2. 「ピュビケア」の「ミルク」で蓋をする!(=乳液の役割)
3. 「アンティーム」の「ホワイトクリーム」で更に保湿!(=美容クリームの役割)
の3ステップを取る時もあります。
今現在は、
「YES」の「モイスチャージェル」と
「アンティーム」の「ホワイトクリーム」
の2ステップに落ち着いています。
これらの商品のお値段を見て、
「高~い!」
と最初は思うかもしれませんが。
私も最初はおまた周りにそれだけのお金と手間暇をかけることが、怖かったですよ。
でも、おまたにはそれだけのお金をかける「価値」があるのだと、
今は思えます。
何より、「自分自身」と繋がれる。
「子宮と仲直り」できる。
「おまた周りには、お金をかけてかけすぎることはない」
「一度お金をかけたそのスペースの分の収入が、常に保たれるようになる」
これは、数年かけて実験してきた結果の、
私の実体験です。
続く。