モーター慣らしの結果について
私の使っているスマフォは音を拾うのが苦手・・・というか声と雑音を識別する為の技術のせいなんでしょうけど、とにかくマイクの近くでモーターを回しても安定して音を拾えないようで、測定用のシャーシとしてセンターユニットのモーターの片側付近を平らに削り、スマフォのマイク付近にシャーシを接触させて音を拾わせています。
その為、RPMの数値自体は正しい数値とは言い難いのですが、全て同じ方法で計測しているので数値の差分については間違いではないと思います。
3個のLDPの元のRPMは15500~16000で、パワステ4Vで片側5分ずつ計10分回し、その結果、平均17800、18800、19000RPMのモーターになりました。
で、この数値の違いなんですが、やはり元のモーターの個体差の影響があるようで、数値は大差無かったのですが、最初からモーター音が不安定にブレている物は慣らしても音のブレが出続けていて、結果平均値が下がるという事と、平均値だけではなく最大値の伸びも悪く、慣らす前の段階で1分間に音の変化が複数回起こるようなモーターは育ててもダメな子である可能性が高いみたいです。
また、この方法でLDPを慣らした場合のRPMの上昇値は約3000になるようです。
ついでに手持ちのHDPとMDPも測定してみました。こちらは銅ブラシじゃないので慣らしても効果が薄いらしいという事とこれ以上回られると余計厄介になるので測定のみです。
HDPが平均23000RPM、MDPが平均27000RPMでした。
おまけ
最近の検索ワードにホエイルのスラストが多いみたいなんで、ちょっと書きます。
アクアティックアームを使う場合は、モーターカバーかバンパーを削ったり、バンパーを固定するビスにワッシャー等を入れたり、モーターカバーとバンパーの間にテープ等を挟めばスラストは調整できます。
正しい方法は発案者じゃないので知りません。
おじゃぷろ先生の記事を漁れば出てくるかもしれませんが見つけられなかったので、私の場合は入手しやすいモーターカバーを削って、バンパーを接触させるだけで5度くらいになるようにして、あとはバンパーを固定するビスにワッシャーを入れる数でスラストを少しずつ減らしていけるようにしていますが、うちのはアームを完全固定式にしているので参考にならないかも。
バンパー車の場合は、フレキのバネを通しているビスにバンパーの根元を固定させればアッパーにはならないはず。スラストつける方法は色々あるので、好きにやればいいんじゃないかなーと。