ミニ四駆 カーボンで板バネ作成 | Dすけ3のミニ四駆ラボ

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2015年5月頃からミニ四駆が趣味になったおじさんが日々奮闘するミニ四駆研究の資料置き場です。
両軸専門、最近はMSフレキしか使ってません。
たまにモンハンします。腕は並なので強い武器を使います。記事にしている武器はいずれも強い物ばかり・・・

カーボンの板バネを作ってみました。



結構綺麗な加工面になっていると思います。



カーボンの加工は、粉を吸い込んじゃいけないとか、硬いとか加工するには色々と問題があったんですが、板バネ加工する場合に限っては、これを解決する方法を編み出しました。



やり方:プラ版の上に網やすり、その上にカーボン置いて、水を掛けながら指でカーボンを押さえつけて擦ります。粉は黒い水になるので、舞う事はないので吸うことはありませんし、プラ板を利用しているので真っ直ぐ削れます。あとは指の力加減で調整しましょう。

追記

素手でやるとカーボンを押さえている手が黒くなってしまうので、軍手やゴム手なんかをした方が良いです。



また、厚さの違いを見分けるには、光の反射の違いで見分けられます。カーボンは層になっているので、厚さが均等になっている時は同じ方向に光が反射します。ムラがでている時はムラがでている箇所の光の反射が異なるので、同じ反射になるように削っていくと誤差が小さくなります。





左が加工前の厚さで、右が加工後の厚さです。大体半分くらいにしてみました。





このくらい曲がるようになりました。あんまり薄くすると折れちゃうかもしれないので、用途によって適切な厚さは違うとは思いますが、この長さのまま使うなら、0・8~1mmくらいの厚さが無難かなーと思います。


追記

2枚目を1mmで削ってみましたが、僅かな厚さの違いでしなり具合が全然違います。硬さの維持と僅かな弾力でよければ1mmくらいが良いです。もっと弾力が欲しい場合は0.1mmずつ削って弾力を確認すると良いでしょう。


サイドマスダン用の短いやつにするなら、もうちょっと薄くてもいけると思います。


まぁ、いずれにしても走行テストしてみないと、有効かどうかも、折れるかどうかもわかりませんが、簡単な作り方がわかっただけでもやった甲斐がありました。



これでヒクオを作り直そうかなーとか、リヤローラーのアンダーとかもこっちの方がいいなーとか色々使い道がありそうです。

カーボンに硬さよりも弾性を求める場合にはお勧めの加工方法です。