みずほはいつまで経っても自省ができない組織で、普通に頭取の首を飛ばしても金融庁がしかりつけても、

システム軽視はもうみずほの「企業文化」であり、根本治療も不可能なため、終わっている。

みずほ停滞1年のツケ 安定優先でDX挽回は難路

 

日経の記事にもあるが、みずほがDX推進で進めてきた事例として「地方銀行も巻き込んだオールジャパンのJコインペイ」が挙げられている。これが正に「That's みずほ」の終わった企業文化のいい例だろう。この、オールジャパンとか言う構想が役員会などで嬉々として語られる様子が目に浮かぶ。

 

(もう若い人には分からないかもしれないが、)システムなんて誰か下々のものがやっておけばいいと思っている興銀おじさんが、ゴールドマンやモルガンと切ったはったで仕上げる(と思っている)大型M&Aや新聞の見出しを飾る大型業務提携に血眼になって、またそれがみずほ凋落の諸悪の根源の「エリート興銀バンカー」佐藤康博天皇に評価される道なのだから、それがみずほバンカーの生きる道、企業文化になるわけである。

 

 

その結果、オールジャパンのはずの「Jコインペイ」は登録者75万人で、ペイペイの4,000万人に大きく差をつけられ・・・って、差がつきすぎだろ!! でもこれを失敗と捉えて誰かが責任を取るということはこの組織では無い。むしろDX施作を成功させたとして、立ち上げ時点で担当役員や部長が出世しているはずだ。

 

他にもLINEバンク(「業界の勝ち組との提携」で盛り上がったはず。未だサービス立ち上がらず→恐らく立ち上がらない)、ベトナムの「モモ」買収(「アジアの成長市場ベトナムのトップシェアFintechの買収」で大盛り上がりだったはず。その後何をするの?「MINORI」で示した赤っ恥システム力から来るみずほの付加価値は?)など、上記の失敗から全く懲りていない企業文化が垣間見える。

 

じゃあ、みずほは何をすれば良いのか?だが、長くなったのでまた次にしよう。日本の組織のできないことが詰まった結果起きたているのがこの永遠に終わらないシステムトラブルだと言うことだ。