東証が再編だということだ。

 

 

しかし東証一部の8割超がプライムに移っているし、下記の記事によれば多くが「経過措置」中で現在は資格を満たしていない会社が多く存在する上に、その経過措置の終わりも決めていないのだという。

 

 

「海外投資家を呼び込むため」なのに基準が不明確、デッドラインも定め無し、では新たな投資家が来る可能性は無いだろう。だって、既存だった東証1部と変わりないのだから。プライムになったから投資するぞ!と思うファンドマネージャーがいるのだろうか?

 

個別の企業の事情を考慮して、最後様々な例外措置を講じて丸く収めた、的な結論が何とも日本的で、海外には理解されないだろう。何のための基準なのかと。こういうドメスティックなものの決め方をするから、体面を作りつつ(多くの批判を受け内容して)現状維持がいいと本音では思っているのが見え見えだ。