具体的な案件は特に書きませんけど、備忘録までに書いておきますと、バンコクのコンドミニアムの投資利回りは大体5~7%。グロスです。

最新の売り物で来年初頭に竣工するものの想定利回り、5年前に竣工して現在貸し出し予定の利回りを見ましたが、大体6%と見ておけば良い感じです。具体的な数字だと大体800万バーツ(2500万円くらい)のもので35~45Kバーツの月当賃料です。まぁ上限は無いでしょうから。

バンコクの物件だと非居住者が使えるローンはシンガポールのUOBのローン辺りになりますが、これが日本を基準にしちゃいけない金利水準で4%台(スルガ銀行やライフ並みとも言えますが)、レバレッジは7割(日本では9割出ます)ですから、対してレバレッジかからないです。

D氏の場合は相場が悪い所で好立地のグロス8.5%などで仕込みますので、個人的には時期が来ていないと思っています。さりとて、これはキャピタルゲインを全く見ない日本での投資法。短期的にはこれからダウンターンだと思いますが、長期的なアジアの発展とキャピタルゲインにかけるのであれば今でも悪くは無いでしょう。

シンガポールは3%以下などともはや利回りは見られないマーケット。ただし落ち方も限定的に思えます。それもここ数年で急速に地位を高めたこの国がその地位を維持し、外国人を呼び込み続けられるという前提付きです。私はリー・クアン・ユーが死去した時にこの国に何が起こるのか?大きなリスク要因化と思います。

ただ、不動産は始めないと何も起こりませんけどね。