海外に個人で引っ越すというのは非常に大変です。

会社の異動・駐在の場合はコスト会社丸抱えですし居住先も指定、エージェントも慣れた担当がつくでしょうが、私の場合はまずは信頼できるエージェント探しからです。コストも良く分からない。

エージェントはラッキーな事に前職のSingaporeanの同僚が友人を紹介してくれましたので、もうそこに全面的に頼る事にしました。もちろんSingaporeanで日本人に慣れている訳ではないしD氏も全く土地勘なし商習慣も分からないので、英語の長文メールを何度もやりとりしてますが。

エージェントを決め打ちしたのは紹介されたという事の他に、シンガポールが売り買いに別々にエージェントを立てる欧米と同じ方式を取っている事があります。日本の不動産業界の不透明さの諸悪の根源である仲介のフィー両手取り可能なシステムではありませんので一括でお願いできます。

海外引越のコストは未だ詳細不明です。調べ切れていないのですが日系を使うと、2LDKサイズの荷物で半分にしても50-80万円は普通にかかると聞きます。とても払えませんので荷物は可能な限りに本で処分する事になります。

家電は、各メーカーに電話で問い合わせもしましたが基本的に日本仕様なので海外での利用は保証できないと口を揃えて言われました。よって大物家電は全て、譲渡・廃棄。結構いい冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ買ったんだけどな…。TVやDVD/BD、ダイソン掃除機、ルンバ、コンポ、さようなら…。

大物家具は、もう少し調べますが基本輸送費がかかるので置いておく事になるか売るか。結構いいベッド、食卓、リビングテーブル、本棚、デスク、チェアー、そしてソファーなんですが、何とかならないものか…。

シンガポールのCondominiumは、家電のつくPartially Furnishedなものと、家電・家具がつくFully Furnishedなものが大半です。日本は何もつけないのが普通ですから、Bic Cameraのような大型家電屋さんが発達したんでしょうかね?シンガポールには残念ながらああいう楽しい店はありません。当然Fullの方が高いので、家具輸送費と家賃の兼ね合いになります。

国境をまたいで引越することになると、ますます保有のコストを意識してしまいます。