気になった外資系コンサルあるあるまとめてみたよと言う話で、今回は後輩からの突き上げです。
外資系コンサルで厳しいと感じるのはおもに日系企業との違い、キャリア戦略の違い等によるものがありますが、
後輩からの突き上げがそのうちの一つです
後輩メンバーをわかりやすく
①スキルと②関係構築※でわけると※※
スキルが高く、関係構築が低いメンバーからの
反発が生じることがあります。
(※この場合、一般的な人間関係構築やコミュニケーション能力に難ありというわけではなく、
プロジェクトを進める上で、関係者と必要以上のハレーションを生むことなく進めることをさしています。)
※※スキルが低く関係構築が低い場合、プロジェクトを回す上で厳しくなるため、個々人の希望を改めてすり合わせして、能力開発をプロジェクト推進させながら身につけるか、役割を変えるか、それでも厳しい場合は他のプロジェクトに異動することになります。異動は必ずしもネガティブではなく、合う合わないの問題であることが多いため、合わなかったと見切りを早くつける方が結果的によかったりします。
話を戻しましょう。
自分もそのけがあったので、今では申し訳なく思っていますが、スキルが高いと思っている、もしくはスキルがあると思い上がっているは必要以上のプライドを持っていることがあるので、知らぬ間に関係者の気持ちを害してしまうことがあります。
プロジェクトを効果的に進める上で常に謙虚でいることの大切さはこのような場面に言えることなのですが、
かつて、前職の先輩から
ある程度人間関係がうまく行っていればプロジェクトはうまくいく
の言葉を今では理解できます。
当初は、人間関係がよくても馴れ合いで終わってしまっては意味がない、スキルや対応能力が重要でそれがあれば問題ないと思っていました。
しかし、チームプレーが要求されるコンサルでは致命的な結果を産む可能性を高めるだけなので、不必要と言わざるを得ません。
もっと言えば、あくまでスキルというのは手段でしかないので、目的設定や目的達成に最も注力すべきであり、それ以外の無駄な人間関係のネガティブ要素はない方がよいです。
何を目的にチーム全体が動いていくべきなのか
それには自分が持てるスキルをどう活かしていくのが最大のパフォーマンスをうむのか
これを理解することに神経を注ぐだけで十分と言う話で、自分のスキルはプロジェクト全体で見た時手段でしかないので、大袈裟に言うとそこにプライドを持っていてもさしたることではないのです。
そのような観点であらためて
スキルが高く 関係構築の低い
結論、
プライドの高い後輩への対応としては
ある程度距離感をはかり、生きる能力やスキルを選別した上で、任せるところは任せ、管理するところはしっかり管理するといったことがよいでしょう。
他者を変えることはできないので、
対応方針を変えてみる、ってことでしょうか