キャリアを考える時に自分で何が必要でどんなスキルをアップしたいから次のプロジェクトを決める必要があります。
向こう三年、自分がどうなっていたいかから遡って、今やること、次やることを決めていくことにより他者に説明できるような状態を作っておくことが非常に重要です。
なぜかというと、能力が高ければ高いほどプロジェクトに流されがちだし、低ければ自分を見失うからです。
能力が高い人は、プロジェクトから出したくないという力が働くので、なかなか出してくれません。自分が何をいつまでにどんなスキルを身につけたいかがわかっていないと、出るべきタイミングで抜けられず、いつまで経ってもプロジェクトの都合に左右されてしまいます。
逆に能力が低い(というよりは、プロジェクトとスキルがアンマッチ)と、自身の弱点を埋めるという意味のないところにこだわり続けて必要以上に時間を無駄にします。最悪、精神的にまいってしまいます。
自分がやりたいことや身につけたいことがわかっていれば、仮に特定のプロジェクトで活躍できなくても、「これは自分のやりたいことでも、極めたいことでもないので、相性があわなかった」とある程度淡白に見切りをつけることができます。
(能力がある人でもプロジェクトや顧客とも相性があわないだけと言ったケースも先輩方を見ても少なくないです)
キャリアにおいてプロジェクトの都合と自分の都合の両天秤にかけながら選びますので、仮に自分の都合をしっかり他者に説明できなければキャリアの都合にだけ流されてしまいます。
一例として、
マネージャーになるためにメンバーを下につけてリードする経験を積む必要があるのですが、それができないプロジェクトに入ったとしてもタイムロスになります。そうならないように次のプロジェクトをどういう観点で選ぶのかを整理しておくことが重要ですz
自分のやりたいことをスキルとキャリアレベルの2軸で考えて両方上がるように検討していくのが良いです。
スキルは、売り上げを上げるための施策に関するスケールアップサイドでの課題解決がしたい
のような感じです。
キャリアレベルは、クライアントとのフェイシングスキルを課長層から部長以上のメンバーと対話できるようにする、
などです。
ーーーー
独り言:
前のプロジェクトメンバーの人と話している時、「結構クライアントさんに気に入られてましたよね」と言われたにが嬉しかった。良好な関係であったことは確かだったと思うがなぜ知っているんだろう。