BPOで重要なこと



BPOとは、ビジネスプロセスアウトソーシングの略である。


売上向上に繋がるコア業務に専念するために、非コア業務を外だしすることで既存の人的リソースの再配置を行う。


BPOをする際に導く側は、既存業務の課題を明確にすることが重要。


なぜ現状になったかの背景を知るために、社員との会話を通して社内文化を肌で感じることで、より課題が明確に見えてくる。


課題が生じる理由はさまざまで、複数部署が自分のやりやすいように業務を進めた結果、全体的な非効率さを生み出しているのは往々にしてある。


局所最適が、全体最適とは限らないというやつだ。


コンサルは、各部署へヒアリングし、ProsConsを整理しながら、最適な方向へ導く。


実現のために重要な心構え



実は社員自身が理想な状態を知っておきながら、理想の状態になっていないケースがままある。


社員さんたちは馬鹿じゃないので、こうあるべきは意識してなくとも無意識的には感じているはず。


その場合、問題は利害コントロールだったりする。


こういうシチュエーションでは、コンサルは利害の異なる複数部署のメンバーとコンタクトをはかり、時には敢えて吹っ掛けて膿を出す役割を果たすことが求められる。


言うなれば、目標を達成させるために外部の人間という自身自身のポジション自体を手段として捉え、進めるために必要な合意形成を取るために起爆剤とするということ。


推進するための起爆剤として自身を捉えた時、下記のアクションを図ると良い。


・言いたくないことをアジェンダに載せる 

・言いづらい相手とタッチポイントを設けていく(コミュニケーション設計)

・認識相違がありそうな場合、あえて間違ったことを言ってみる


クライアントからフィードバックを引き出し、その言葉を使って進めていく。


憎まれ役をかってでる


と言うことかもしれない。


ただし、注意点は、課題解決を念頭にすべきということで、無駄に喧嘩を売っても意味がない。


あくまで何を解決したいかという課題に対して近づくために何をするかを念頭にアクションを考えなければならない。


進めるにあたってのボトルネックになりうる課題、前もって議論しないとあとあと問題になりうる事柄を関係者に認知させるためにあらゆる手段を使っていくということである。


備考


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