現在外資系コンサルに在籍しています。

もともと日系企業のIT企業にいた自身が、外資系企業に転職して1年経た今振り返って思うことをまとめてみました。


①外資系と日系企業の働き方


それほど変わりませんが、営業とコンサルで業種が変わったことによる変化という観点では、営業はお客様とのやり取りが多い分、コンサルはまず上司/スーパーバイザー(SV)とのやりとりが基本です。クライアントへの提案する前に必ずSVの承認を取る必要があります。プロジェクトによってはクライアントとのやりとりはSVが担当してコンサルタントレベルでは資料作成にまつわる業務を主に担当する場合もあります。


② 外資系と日系企業のキャリア形成


日系企業の場合は、一度属した部署の中で昇進するケースが基本的でした。ジョブチェンジの機会が入社8年以上経ったのちに与えられますが、特別な理由がない限り変更はないです。

一方、外資系企業(コンサル)の場合は、次のプロジェクトに対して自分で選ぶことができます。そのフローは、プロジェクト情報を見て管理者にインタビューを申し込み双方合意の元マッチングしたらアサインされます。

日系と外資系のキャリア戦略は、下記の通り一長一短あります。



日系ProsCons


Pros:自身のキャリアを腰を据えて進めることができる。事業部全体で自身の成長を念頭に仕事を任せてくれるため長い目で見た成長プロセスを踏むことができる。


Cons:自身のやりたいこととは異なる場合、別な仕事をすることは難しいため仕事へのモチベーション管理が求められる。


外資系のProsCons


Pros:自身の好きなことをベースに次の機会を探して働くことができます。キャリア形成を自身でコントロールし、身につけたいスキルがあれば同プロジェクト内での役割チェンジもしくは別プロジェクトへ異動することができます。


Cons:キャリアを自ら考えることが求められ、自身のスキルをアピールすることができなければ思うように好きなことができない場合があります。特に中途社員の場合、次のプロジェクトにアサインされるまで時間がかかってしまう場合もあります。その場合、プロジェクトにアサインされない状態が続くことになります。


③ 外資系と日系企業の勉強/キャッチアップの仕方

続く