考える時は、ロジックツリー

伝えるときは、ピラミッドストラクチャー


ロジックツリー

議論すべき論点の抽出を目的にMECE(漏れなくダブりなく)分析します。設定した課題や問題を要素分解する時に使います。

因数分解、要素分解をすると同義です。


ストラクチャー

ロジックツリーで分解した後、クライアント含め人に伝えるため主張する内容の根拠を段階を追って述べます。

主張をする内容に対して、そう言えるのはなぜかを論証していきます。上の内容が下の内容にサポートされている、逆にいうと下の内容が上の内容をサポートしている関係です。


注意として、ストラクチャーで人に伝えるとき、それに至った前提条件を共通認識として持っておく必要があります。

それをスキップしてしまうと、聞いた側は腹落ち感なく、頭ごなしに言われた印象をもってしまいます。


前提を述べるときは、「状況+複雑化」で第三者に注意喚起することで意識をそこに向けさせます。

状況とは、そのままの意味ですが、複雑化の方は、状況に転じて発生する問題点や課題のことを指します。


例えば、労働時間が問題になっている、というのが状況で、自動化を進める際に自動化してしまうとこれまでやってきた仕事が奪われる恐怖を感じる人たちもいます。その部分が複雑化です。