後期展示始まる
現代日本画壇を代表する田渕俊夫さんの代表作を集めて、富山市五福の県水墨美術館で開かれている「いのちの煌(きら)めき 田渕俊夫展」(北陸中日新聞など主催)は11日、後期展示が始まった。新たに7点が加わり、これまでの作品と合わせて33点を紹介している。
新たに加わった7点で注目作は、田渕さんが福井県の永平寺に奉納したふすま絵をもとにしたびょうぶ絵「杉図」(2004年)や、横幅2メートルのキャンバスに力強く茂る青葉を描いた「緑影」(1972年)など。
15日には館内の映像ホールで、田渕さんが作品への思いを語る講演会がある(無料・先着80人)。
同展は23日まで。一般700円、大学生500円、高校生以下無料。
出典:中日新聞