駆け込み寺・縁切り寺として名高い鎌倉東衛寺門前にある離婚専門の松岡法律事務所に舞い込む依頼を、主人公松岡紬弁護士が縁切り上等の精神で次々に解決していく物語。
紬弁護士のキャラもさることながら、幼なじみの探偵出雲のキャラも面白い。
2人がうまくいくといいけれどそれは極めて難しいらしい。
5つの連作短編集。
第二話のDVの旦那の話はともかく、それ以外はどちらかと言えば女性のしたたかさが目立つ話が多かったように思う。
こういった女性のしたたかさが原因での離婚もきっとあるのだろう。
新川さんと作品、もう少し期待したけれど?