偽預言者?イスラエルで神のように崇められている人物 | 死ぬまでに必ず知っておくべきこと - JESUS

神に選ばれた民族の国として知られ、聖書に書かれている世界の終わりの時に重要な国となるイスラエル。

 

 

 

 

イスラエルの国民の大多数を占めるユダヤ人は、クリスチャンと同じ旧誓約書を教典の一つとしますが、イエス・キリストを神として認めていない点で、キリスト教と大きな相違があります。

 

 

 

イエス・キリストが救世主として天からこの地にやってくることは、ユダヤ人が読む旧誓約書でも以下のように書かれています。

 

 

 

「フラタのベツレヘムよ お前はユダの氏族の中でいと小さき者。 お前の中から、わたしのために イスラエルを治める者が出る。 彼の出生は古く、永遠の昔にさかのぼる。 まことに、主は彼らを捨ておかれる 産婦が子を産むときまで。 そのとき、彼の兄弟の残りの者は イスラエルの子らのもとに帰って来る。 彼は立って、群れを養う 主の力、神である主の御名の威厳をもって。 彼らは安らかに住まう。 今や、彼は大いなる者となり その力が地の果てに及ぶからだ。 彼こそ、まさしく平和である。」(‭‭ミカ書‬ ‭5‬:‭1‬-‭4‬‬)

 

 

 

 

 

イエス・キリストは、これら聖書で預言されていた通りに誕生し、十字架で処刑をされました。

 

 

 

 

 

 

クリスチャンとは、イエスこそが預言されていた救世主であると信じる人々のことであり、ユダヤ人とは、イエスは救世主ではないと信じるため、今だに救世主を待ち侘びている人々です。

 

 

 

ユダヤ人がイエスを救世主として認めない理由は複数ありますが、人々はイエスが当時ローマ帝国の支配下にあったユダヤ人を救い出してくれると期待していたこと、救世主がイエスの故郷ナザレではなくエルサレム出身の人だと思っていたことなどがあります。

 

 

 

いずれにせよ、現在もユダヤ人は、救世主の出現を今か今かと待ち望んでいます。

 

 

 

 

そんな中、最近イスラエルで「救世主ではないか?」と噂になっている人物がいます。

 

 

 

 

彼の名はRav Shlomo Yehuda(ラヴ・シュロモ・イェフダ)と言い、肩書きは"Yanuka(ヤヌカ)"です。

 

 

 

 

 

 

Yanukaという肩書きは、ユダヤ人にとって教典であるトーラーやタルムードなど、律法に関する書物を完璧に覚え、理解した人のみに与えられる称号です。

 

 

 

 

 

そんな肩書きにふさわしく、Rav Shlomo Yehudaは現在30代ですが、15歳までに完璧にユダヤ教典全てを暗記・解釈するという、通常不可能な偉業を成し遂げました。

 

 

 

更に彼は、音楽的な才能にも優れ、癌などの病を癒し、車椅子だった男性が歩けるようになるなどの奇跡を起こしています。

 

 

 

 

 

彼が参加した光の祭典では、燃え上がる炎からまるで霊のような物体が空に昇っていく様子が確認され、彼の才能、教典に関する並外れた知識もあり、ユダヤ教のリーダーたちでさえもRav Shlomo Yehudaを取り囲み、手にキスをするなど、行く先々で大勢の人から圧倒的な尊敬の意を示されています。

 

 

 

 

 

ユダヤ人がこれほどまでに特定の人物を崇めたのは、イエス・キリスト以来だとも言われています。

(後にユダヤ人はイエスの十字架処刑を要求しましたが)

 

 

 

 

ユダヤ人がRav Shlomo Yehudaを、彼らが待ち望んでいた救世主であると宣言する日も、そう遠くはないと考える人も多数います。

 

 

 

 

 

しかし、聖書を読めば明らかなことですが、真の救世主はイエス・キリスト以外に存在しません。

 

 

 

 

だとしたら、これほどまでに崇められているこの人物は、一体誰なのでしょうか?

 

 

 

 

聖書に、以下のような箇所があります。

 

 

 

「さて、私の目に、もう一匹、奇怪な獣が地からのぼって来る姿が映りました。小羊のように二本の小さな角をつけていましたが、その声は、竜のようにすごみを帯びていました。 この獣は、あの致命的な傷が治った獣の権威を使って、全世界の人に、むりやりその最初の獣を礼拝させました。 また、多くの人の目の前で、燃える火を天から降らせるといった奇跡を行い、人々を驚かせたりしました。 こうして、地上のすべての人々を惑わしたのです。このような不思議なわざができたのは、最初の獣のうしろだてがあったからです。そこでこの獣は全世界の人々に、致命的な傷を負いながらも生き返った、最初の獣の大きな像を造れ、と命令しました。」(‭‭ヨハネの黙示録‬ ‭13‬:‭11‬-‭14‬‬)

 

 

 

 

地からのぼってくる奇怪な獣とは、偽預言者で、イスラエル出身と考えられています。

この偽預言者は、「最初の獣」と表現される反キリストと手を組みます。

偽預言者と反キリストは、悪魔の手下なので、悪魔からの力で様々な奇跡を起こし、人々を騙すのです。

 

 

 

悪魔にとって、世界の終わりになんとしてでも破滅させたいのはイスラエルです。

 

 

 

ユダヤ人は神によって選ばれた民族なので、神から追放された悪魔にとっては憎き存在だからです。

 

 

 

 

だから、悪魔はイスラエルの同胞であるユダヤ人を偽預言者として使い、内側から破滅させようとするのです。

 

 

 

 

イエス・キリストは、

 

 

「そのとき、『見よ、ここにメシアがいる』『いや、ここだ』と言う者がいても、信じてはならない。 偽メシアや偽預言者が現れて、大きなしるしや不思議な業を行い、できれば、選ばれた人たちをも惑わそうとするからである。」(‭‭マタイによる福音書‬ ‭24‬:‭23‬-‭24)

 

 

 

と、終わりが近づくにつれて多くの偽預言者や偽救世主が現れることを警告しています。

 

 

 

 

Rav Shlomo Yehudaが、ヨハネの黙示録にあるように、イスラエルを破滅へと追い込む偽預言者なのかは分かりません。

 

 

 

しかし、本来真の神に向けられるはずの栄光を受けとっていること、人々が神にではなく人間に過ぎないRav Shlomo Yehudaに感謝の意を示していること、これまでに彼ほど群衆に注目される人はいないことなどから、これからの動向に注意をしておくべきかもしれません。

 

 

 

 

真実へと導く聖霊が私たちを満たし、悪魔に惑わされることなく真の神であるイエス・キリストだけが崇められますように。

 

 

 

 

 

アーメン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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