7月8日
FAF管弦楽団 の本番でした。
場所は文京シビックの大ホール 。
久しぶりで楽屋口もすっかり忘れていました。
結論から言うと,
1800席ほどのキャパに1600人以上入り,
大盛況だったと言えるでしょう。
さて,そんな演奏会の状況を今回も記録。
今回は7プルト(たぶん。一番後ろです)で
旦那と一緒でした。
ステリハは午後3時半開始。
予定所要時間は約1時間。
ということで,もう殆ど通しだけでした。
メインのスコットランドは一部省略,
アンコールはぶっつけ本番です。
ステリハでのTさん(ちっちゃー)
ただ,ステリハでここまで簡略化??
が可能だったのは,
普段から指揮者Tさんの方針により,
「音楽は流れ」
ということで,通し練習をかなりやってきたから
というのが大きいと思います。
逆に練習でもステリハでも通さず,
本番でしか通さないような指揮者・オケというのも
もちろんありますが,
そういうところだとたぶん今回のようなステリハで
本番に臨むのは難しいでしょう。
そんなわけで,ステリハは4時半過ぎには終わり,
私と旦那,そしてヴァイオリンで参加していた
いつものHくんで,シビックの隣のメトロエムの
地下にあるマックに夕飯を食べに行きました。
ドイツから帰国したばかりのHくんは,
マックのポテトの塩がうすいと言い始め,
旦那がナゲットを買ってついてきた
ソースをつけて食べ始めました。
マックポテトの塩分がどうだったか,
私もしょっちゅう食べるわけではないので
思い出せないのですが,
最近のケーキがあまり甘くないように,
健康志向も考慮して塩分も薄くなる傾向に
あるのかもしれません。
どうでもいい話ですが。
今回の舞台の服装は,
これまたTさんのご希望(たぶん)により?
女性はドレス着用ということだったのですが,
6時半の開演に6時までマックでダラダラして
それから準備をはじめました。
私がこのために用意したドレスは
前にも書いたようにヤフオクで5,000円で購入したものです 。
しかし,着てみるとそれなりに大丈夫でした。
(ってどういう意味だ。)
毎年黒衣装と決まっているオーケストラ・ダスビダーニャ の
来年の演奏会にも,これを使いまわすつもりで
しっかり黒を購入。
なぜかダスビ では,最近女性の露出度が…
いやいや,肌もアクセサリーの一部 ということで
衣装も徐々に布少なめになっていっているわけです。
これまた今回の演奏会とは関係ありませんが。
肝心の演奏会は,6時半開演だったのですが,
指揮者Tさんの最初のトークが思いのほか長く,
(ええ,出演する私たちも,こんなに長いとは
予想してませんでしたからね~。15分くらい?)
一部のお客様の中には快く思われなかった方も
いらっしゃるようでしたが,
それでも,
未完成の後にはブラボーの声も飛ぶなど,
演奏はかなり好評だったと思います。
今回の演奏会の流れ。
1曲目 モーツァルト:ディベルティメントk.136
弦楽器のみ出演。
まずドレスを着た華やかな女性陣が入場。
会場からどよめき…は,特になし(笑)。
続いて男性陣,指揮者と入場。
上手と下手で入場するタイミングがバラバラで
指揮者に上手の男性陣がせかされる場面も。
そしてここから,Tさんのトークタイムの始まり~(約15分)。
舞台で聞いてる私たちも,
Tさんのおっしゃってることはよく聞こえず。
ただ,これから演奏する
モーツァルトに関係したことかな~
と予想するくらい。
「この曲の2楽章は水のイメージです。」
とかおっしゃってたのだけ,どうにか聞こえましたが。
演奏に入ってしまうと,
あっと言う間に終わってしまいました。
通常の編成より大規模なモーツァルトでしたが,
客席にはどう聞こえたのでしょうか。
2曲目 シューベルト:交響曲第7番「未完成」
管楽器陣登場。
空いていた舞台後方の席が,
管楽器の女性陣も入ってますます華やかになりました。
Tさんですが,
あまりにも1曲目のトークが強烈だったので,
その後トークしたかどうかは全く記憶になく。
演奏が始まって最初の低弦のHの音が
あー
と思っているのもつかの間,
もうこっちのピチカートになっていました。
あの音はほんとに,難しいです…
目立つし。
でも,私がこれまでやった未完成の中では
最も楽しめた未完成でした。
よく周りの音聞くようにしましたし。
(改めて言うことじゃないか)
あとは,Tさん効果でしょうか。
今回のプログラムの中でも,
Tさんとこのシューベルトの相性が
一番よかった気がします。
ちなみに,打ち上げの席でも,
何人かお客として聞いてくださった
TさんとN響で一緒に弾いていらっしゃった
歴代のプロの先生方が,
「これは数十年に一度出るかどうかの
すばらしい未完成」
とおっしゃるくらいの演奏だった…らしいです。
(この「数十年」の部分が,
10年だったり30年だったり,
話すときによってバラバラだったのが
なんともビミョーでしたが。)
3曲目 メンデルスゾーン:交響曲第3番「スコットランド」
ヴィオラの見せ場満載のこの曲。
しょっぱながまずヴィオラです。
一緒に旋律を演奏する
オーボエに比べたら,
たぶんヴィオラの音は届きにくいと思うので,
p(ピアノ)と指定があっても
それよりは大きめに当然演奏してましたが,
どう聞こえたのか
客席で聞いてみたかったところ。
他のパートの人から見た
ヴィオラの様子は,
全員が全員,テンション高めに見えたようですが。
演奏している方としては,
とても時間が早く感じられる曲でした。
やっぱり3楽章がいいかな~。
でもフィナーレも聞かせる演奏に
なっていたのではないかと思います。
最後の最後,16分音符のアウフタクトは,
絶対,普段から通してないとわからない
あうんの呼吸があったのかなかったのか不明。
↑「なんとなく,あわせる。」
としかTさんも言わなかった部分ですから。
(鶴の舞 と大差ない…)
3曲のプログラムを一通り終えて
客席から大きな拍手をもらった後,
またもやTさんのご挨拶(今度は短め)があり,
「僕とFAFの関係のような曲をお届けします。」
というようなことを話した後,
アンコールの結婚行進曲を始めました。
客席からは,今度こそどよめきが!
まぁこれはTさんのお話も
うまく演出になったということでほっとしました。
テンション高めで演奏会も幕。
はっきり言って,今回の演奏会は
指揮者Tさんをいい意味であまり当てにしませんでした。
これまでの練習で積み重ねたもので,
Tさんの指導によりオケ自体の主体性?がつき,
アンサンブルできる状態だったのではないかと,
前向きに考えています。
今までにないタイプの指揮者,
でも毎回が本番さながらに通し練で,
しかもオケの団員を覚えようと
写真を自ら撮影しまくってたTさんとは
たった数ヶ月間のおつきあいだったわけですが,
印象に残ることこの上なし。
濃いー思いをさせていただきました。
ただ,実は70歳超という年齢なわけで。
毎回それを感じさせないバイタリティのある方なんですが,
くれぐれも身体に気をつけて,
また一緒に演奏する機会をもってほしいなぁと
思ったのでした。

