やつはルートヴィヒ王にそっくりだと評判さ
娘さんはやつにくびったけ
彼女はやつに、何度も山の上まで道案内を頼んだ
やつは森の中の道の途中、こう言ったのさ:
聞いてくれよ、俺の名前はドゥデルモーザー
ドゥデ・ドゥデ・ドゥデ・ディ・ダイ!
ここより上の山には俺のほか猟師はいない
もしいたら密猟者さ

*アルムの山では、そんなことは罪にならない
信じるものだけが幸せになれる
夜になるまでここにいておくれ
皆きっと許してくれるさ

アルムの山では、そんなことは罪にならない
だけど夜一人で行ってはいけない
だって二度と帰ってこなくなった娘が
たくさんいるんだから

やつがどこからやってくるのか誰もわからない、誰もやつを知らない
なのに娘はパパに、家に閉じ込められちゃった
暗闇の中でも見える、やつの獣のように輝く目、
だけど娘はいうのさ「その目がすてき」
だから娘はこっそり抜け出してドゥデルモーザーのもとへ、
ドゥデ・ドゥデ・ドゥデ・ディ・ダイ!
暗くなりかけている山の上の
やつの住処へと駆け込んだのさ

*repeat

山へ登っていった娘は
この上なく幸せそうに微笑みながら帰ってきた
司教様はおっしゃった: ふしだらな!悪魔の所業だ!
でも市長さんはおっしゃった: いいことじゃないか!
あの娘は、やつの、ドゥデルモーザーのために、
ドゥデ・ドゥデ・ドゥデ・ディ・ダイ!
ビールと、帽子と、革の半ズボンを買いに来たのさ
何もやましいことはないだろう

**アルムの山では、そんなことは罪にならない
それが自然のことじゃないか
恋ってのはとにかく
障害があるほど燃え上がるものさ

アルムの山では、そんなことは罪にならない
そうさ、若者はみな無邪気なもの
人がしあわせになるのに
いったい何の罪深いことがあるものか!

**repeat