御無沙汰しておりますUDです!!m(__)m

僕は元気モリモリです。2ヵ月前に扉で指を挟んだのですが、未だに腫れと痛みがあるため、知らない先生にかかるより骨折でお世話になった先生に近況報告も兼ねて診断してもらいたいなぁなんて考えています。

 

余談はさておき、タイトル通り、埼玉県を去る日が近付いてきました。転勤です。

一昨日、楽しいツーリング(ビーナスライン)から帰ると玄関に大量の段ボールが届いてあり、一気に現実に戻された気分となりました。今回ほど一日一日が過ぎる度にブルーな気持ちになるのは初めてです。来週の金曜日、5月最終日の31日が埼玉県における最終の出勤日となります。午後は休みを頂き、翌日からスタートする新勤務先へ向けて準備・移動する時間です。引っ越しは来週の28日(火)に行います。キャンプマットとシュラフだけ残し、他はすべてトラックに乗せる予定です。

 

埼玉県にやって来たのは2019年8月3日。

8月1日にバイクで島根県を出発し、2泊3日で埼玉県に到着しました。年が明けたと同時にコロナウイルスが始まった、ちょうどあの頃に埼玉県に移り住みました。あれから早4年10ヵ月。随分と長い時間を埼玉で生活をしました。人生において2番目に長い時間を過ごした都道府県となります。ちなみに3番目は京都(大学4年間)です。正直、京都を離れる頃以上に悲しい気持ちになっています。大学生の頃は「卒業」という一つの節目(終わり)が事前にわかっているので気持ちの整理もゆっくりできますが、今回は急でそれどころではありませんでした。端的に言うと「来月から千葉ね」みたいな。

 

日本一周を終えた後は半年ほどニート期間がありました。仕事を探す上で、「埼玉県は地理的に関東の真ん中にあるし、あちこちツーリングがしやすいんじゃないか」という邪な気持ちでやって来ましたが、まさしくその通りでした。富士山、草津、ビーナスライン、日光、軽井沢、妙義山、筑波山、犬吠埼、江の島などなど、1日で往復出来る距離に複数の観光スポットがあったので、それだけ出かける理由が出来ました。埼玉に住んだからこそ、僕は沢山の場所に行けたなと感じています。埼玉という土地は素晴らしいです。住めば都でした。また、自宅から大宮駅までドアtoドアで30分というアクセスの良さも相まって、生活のしやすさや満足度が一層向上したと思います。手放すことになって初めて、恵まれた環境で生活していたなと実感しました。

 

一応5月最終日までは埼玉県で過ごし、来月からはお隣である千葉県に住むことになります。ツーリングが趣味である以上、千葉・茨城へのアクセスが良くなったものの、逆に他の地域が遠のいてしまったため、正直残念に思っている部分は少なからずあります。場所によっては一日での往復が難しくなるところがあるかもしれません。もちろんその逆もまた然りです。とはいえ、道が混むため千葉が目的地だったことが少なく知らない場所が多いのが現状です。船橋、習志野、松戸、市川、柏、あとは色々新しくなっている流山など。名前だけは知っていてもどのような土地なのか一切わからないので、今回の千葉居住を機に色々見ておきたいと思います。房総半島もまたのんびり走りたいですね。

 

他、今年の4月から8年振りに剣道を始めました。

大学卒業を機に辞めてしまいましたが、「いつかは再開したい」と思い過ごして来ました。コロナであったり、足首骨折したりと、中々タイミングが合わずに先延ばしにしていましたが、やっとのことで今年の4月から剣道を再開することが出来ました。新年度から剣道を再開したい気持ちがあったため、昨年11月に島根帰省(中国地方一周)した際に友達と先輩に声をかけて稽古をしたりと、リバ剣(リバイバル剣士)になるため心の準備だけはしていました。旧住所から新住所まで片道2時間程の距離です。往復4時間かけて週5働くのは現実的ではないと考えたため千葉へ引っ越すことにしました。一方、剣道に関しては年会費を払ってしまっているため、願わくば「時間がかかろうと今年度いっぱいは通いたいなぁ」と考えてはおります。老若男女、剣道を通じてたくさんの方とお会いする機会を頂くことができ大変喜ばしく感じているからです。ただ、新しい職場の仕事の時間と稽古の時間が上手く嚙み合うかはまだわからないため、そこはまだ決めかねています。

 

 

埼玉県、本当に楽しい時間をありがとう。大変住み良い場所でした。しかしながら、また埼玉県に移り住むことは当面の間は無いでしょう。充分、楽しみました。満足してしまっていたが故に、他も見てみたいと感じてしまうのです。戻ってくることがあるのならば、もっともっと先の話になると思います。

 

 

一昨日は秩父経由で帰路。

ラストは秩父ミューズパークにある旅立ちの丘から武甲山と秩父の夜景を見てきました。卒業式のテーマソングの一つである「旅立ちの日に」はここ秩父市が発祥の地であり、流れるメロディーを聴くと埼玉を去ることに寂しさを感じます。引っ越し先が千葉である以上埼玉は近いのでまたお邪魔する機会はありますが、埼玉県民としての最後の時を過ごしました。
 
―この広い大空に―
 
そしてまた、背中を押すエールのようにも受け取りました。残りあと一週間だけですが、楽しく過ごしたいと思います。ただ、埼玉宅の退去に伴う立ち合いが6月18日なので、それが僕が埼玉に身を置くことのできる本当の最後の日となります。