『バドジズ』ってほにゃらら?!
夕方の天気の崩れようが
凄まじくてビックリしました





どうも、ゆうきです🐏
夕方に崩れる予報はきいてたけども…
作業してたらいきなり
雷鳴轟く感じで地響きするくらい



パソコン使ってたから
停電にならなくてホッとしました

さてさて

前々から言ってました
「ラッパと娘」における
「バドジズ」のお話をば

おそらく気づいてらっしゃる方も
多い方は思うのですが
私の周りにはこのことを言ってる人が
居なかったもんですから
ちょっと書いてみようかな、と

この「ラッパと娘」が放送されて
タイトルでも「バドジズってなんや
」と

ついてあったのもあって
巷では「バドジズデジドダー」と
"言ってみたくなる現象"が
起きていたわけですけども

ほんとに「バドジズ…って何?」と思って
検索した人も中にはいるでしょう



いわゆるジャズで使われる(歌われる)
ラララ〜やシャバダバなどの
《スキャット》であることは
色んなところで書かれています

だったら「バドジズ〜」のところは
「ララララシャバダバ〜」でも
「シャバドゥビドゥビドゥワ〜」でも
なんでも良いわけです

だったらなぜ、バドジズデジドダ なのか

バドジズデジドダは何回も出てくるし
他にも
ダドジバッジドッドダー
ドジダジデジドダー
とか違うフレーズも出てきますよね

なぜこの言い回しなのか
に

私は注目したわけです

ちょっとだけ話が逸れますが
私は絶対音感の持ち主ではなくて
相対音感だし、移動ド体質なんです

移動ドは簡単に言うと…
どのキーでもドレミファソラシドで
捉えられるという感じでしょうか

趣里ちゃんの歌レッスンをする前に
レッスンする曲を移動ドで捉えて
階名で理解して歌ってみる
なんてこともするわけです

そして、そこで発見があったんです

「ラッパと娘」はAmというキーで
ラ シ ド レ ミ ファ ソ ラ と
そのままの音階を鍵盤の絶対音で押さえても
大丈夫なキー🎹
移動ド解釈にしなくても大丈夫

「バドジズデジドダ」の部分を
階名に書き換えると
「ラドミミレミドラ」となります

「バドジズ〜」と「ラドミミ〜」の母音だけ
並べてみてください

バドジズ→「あおいうえいおあ」
ラドミミ→「あおいいえいおあ」
そうなんです

バドジズの正体は階名だったという
私なりの発見がありました💡
途中の「ミ」が続くところは
皆さんも口に出して
発音してみてほしいのですが
私の見解的に…おそらく
「バドジジ」より「バドジズ」の方が
音楽的にも言葉的にもグルーヴが出るのと
カッコ良さと、言いやすさかと思います

その後に出てくる
ダドジバッジドッドダー
ドジダジデジドダー
これも、階名に置き換えると
ラドミラッミドッドラー
ドシラミレミドラー
となり、
あおいあっいおっおあー
おいあいえいおあー
もうこれは、完全一致ですね

その上で
「ダ」や「バ」などの破裂音が多いこと
濁点発音が多いことで
この曲の勢いや力強さ、鋭さ
トランペットやホーンセクションにも
負けないインパクトある言葉に
なったのではないでしょうか

私たちも楽器の音を口で表す時に
ギターだと「ジャーン」「ギュイーン」とか
ベースだと「ボンボボン」とか
言いませんか

じゃぁ
トランペットやホーンセクションの音って
どんな表現します

それと似たような感じかもですね

やっぱ「ババッ」とか「パーバラバラ」って
イメージになりませんか

まずはメロディーがどんどん出来上がって
後に歌詞を考えて当てていく中で
もしかしたら、スキャットになった部分は
そのまま階名を言うわけにもいかないから
口ずさんでるうちに
ふと出てきたかもしれないです

歌詞の主人公がもう「音楽」そのもので
ラッパとの掛け合いを楽しんでいるし
こんなにも曲の展開が止まらないような
どこまでもテンションが上がっていく曲は
そうそう無いんですよね



「ラッパと娘」には
昭和初期の日本にはほぼほぼなかった
ジャズを取り入れ
軽快なリズムに身体が動かされる衝動を
どれだけ楽しく伝えられるかを
服部良一先生は音符に、言葉に
この曲全体に
込めたのではないかと思います

そして、衝動を込めた言葉が
バドジズからズキズキワクワクへと
受け継がれていったのかなと感じています

もちろん私の個人的見解なので
これが正解とか言うわけではないですし
『よく分からなかった』でもイイんです

バドジズの元になったものが
階名であったことや
身体が動かされる衝動をも
表現しているのかもしれない…という
私の見解に何かしらを感じて、
また「ラッパと娘」を聞く時に
少し楽しさが増えたりしてもらえたら、
違った方向から捉えることの楽しさが
他の曲でも生まれたら、と思って
今回のことを書いてみました

ちょっと長めのブログでしたが
最後まで読んでくださって
ありがとうございました




