明日を控えて。
トンガ王国近くの大規模噴火によって
衝撃と衝撃波が気圧変動や津波を起こす事態。
トンガやその近隣諸国のみならず
チリやカリフォルニアの方まで
沿岸部にその波が押し寄せる映像も。
どうか沢山の方が無事でありますように。
そして日本も津波注意報・警報で
避難した方も多くいらしたと思います。
やはり東日本大震災でのことが
大きく影響してることは明白です。
ニュースでは船が転覆した映像や
水が川を逆流していく様が放映されてましたが
人的被害や大きな被害はなかったようですね。
本当に、本当に良かったです。
いつ大きな自然災害が起こっても
おかしくないということを
またしても思い知らされました。
明日は阪神・淡路大震災の起こった日です。
もう２７年です。
この時だって明け方の突然の出来事でした。
今みたいに誰でも携帯電話を持ってないし
持っていたとしても
SNSやらネットなんて充実していないし。
だから周りがどんな状況なのかさえも
情報を得られる手段がほぼなかったです。
２７年経った今
情報を得ることや発信することは
良くも悪くもすぐに出来るようになりましたが
やはり天気予報での台風進路や豪雨豪雪
地震や噴火など自然相手の予報予測は
そこに心血注いで懸命に
研究してくださってる方がいるから
事が起きる前にその備えができたり
事が起きても迅速に対応できたりします。
だから今回の津波情報の件でも
単なる地震ではなく海底の大規模噴火という
観測史上初くらいのことだったので
予測が難しい部分もあったと思いますが
「人命第一」というのがあるので
「今すぐ 逃げて！」というアナウンスが
されたのだと思います。
中には「大したことなかったじゃないか」
という声を上げる人もいるかもしれません。
それで良かったじゃないですか。
何か不満ですか？
大したことにならなくて済んだのです。
それは情報の発信があったからです。
それを受け取ったあなたがいたからです。
でもそれはあなたの近辺だけかもしれません。
他の地域では酷かったかもしれません。
『自然ってなんて美しいんだろう…』
そう思うことはたくさんありますが
『自然ってなんて恐ろしいんだろう…』
ということも背中合わせにあることを
胸にズシリと感じる夜となりました。
