以前から訪ねてみたいと思っていた大七酒造(株)さんに

立ち寄ることができました(福島県二本松市)。



明和の三郎兵衛好重、村上源氏の来歴をもつ安永の長左衛門

豊春らが家勢を大いに盛り立て、好重の子、三良右衛門が分家

し、宝暦二年(1752年)に現在の大七酒造を創業、これを始祖

として、三代目以降は七右衛門を襲名するようになったとのこと

です。約250年歴史のある酒蔵です。


創業以来、十代目の今日まで、日本酒の最も正統且つ伝統的

な醸造法である「生もと造り」一筋に、豊潤な美酒を醸し続けて

おり全商品が生もと造りとのことです。





近代的な建物で10年前に立て替えたとのことです。



販売所は、高天井であり、広いスペースを利用した贅沢な空間

でした。







大七酒造さんのお酒が並んでいました。


お店の方のお勧めで、季節限定の「大七 純米生酛 生原酒」

を購入しました。


【蔵元 (Sake brewery) 】 大七酒造 株式会社  
  http://www.daishichi.com/

【銘柄(Brand)】  大七

【原料米(Grade)】 純米生酛 生原酒 

【原料米(Rice variety used )】 富山県産《五百万石》、

                     他(福島県産米)

【酵母 (Yeast)】 きょうかい7号
【精米歩合 (Rice polishing ratio)】 69%
【アルコール分 (Percentage of Alcohol)】 17
【日本酒度 (Sake meter value)】 +3.0
【酸度 (Acidity)】 2.4

【アミノ度 (Amino Acidity)】 1.1

【適した飲み方 (Suitable way of drinking)】 5℃前後
【保存方法(Preservation method)
 要冷蔵


【 コメント 】


・米のもつふくよかで甘い香りが漂い


・ピリットした辛さと強い酸味のある飲み口


・ほのかな甘さと濃醇なコクのある後味


と、生酛特有の「辛さ・酸味・コク・甘さ」が複雑に絡み合った

美味しいお酒というよりも作品という感じがしました。