みなさん こんばんは。
まずこれ、私ではありません。
テーマ”日常”となっておりますが、そんな事もございません。
こんなもん日常やったら コワイわっ!
てな訳で始まりました。
DSAのドロドロ、ギトギト、ウキウキ、ワクワクのミリタリーブログ。
まず最初の写真、これは "顔がタイガー" のマーロン・ブランド。
映画”地獄の黙示録”のワンシーンです。
珍しい画像なのでお好きな方は保存しておいて下さいね。
お好きでない方も、これを玄関などに張っておけば
ドロボー除けになると思いますので是非お試し下さい。
セコムより効くかと思います。
悪ふざけはこの位にして本題へと参ります。
今回はガッツリ書こうと思いますので、体調のすぐれない方や
お疲れの方は後ほどP・Cでゆっくりご覧ください。
では参ります。
私がタイガーストライプを初めて見たのは冒頭の写真の映画
”地獄の黙示録”
今から32年前の冬、大阪梅田のオールナイトへ父に連れて行ってもらったのが最初です。
この映画、監督がフラシス・フォード・コッポラの超大作なんですけど、当時、正直意味わかりませんでした。
父も「なんかよ~わからんかったなぁ」って言ってたのを思い出します。
だからみなさんには決してお勧めはしません。
冒頭写真のカーツ大佐(マーロン・ブランド)が何を考えてるか全く解りませんので
最後の1時間くらい???が続きます。
だがしかし!
当時小6の私には、迫力ある映像と意味の分からないものへの興味が融合して
多大なる影響を受けました。

さて、本題のタイガーストライプについてですが、主演のマーチン・シーンが終始着用しており、ずいぶんこの映像でタイガーを研究したものです。
(マーチン・シーン)
同じベトナム戦争映画「プラトーン」の主演を務めたチャーリー・シーンはこの人の息子。
チャーリーはかなりのドラッグ依存症で有名です。
そんな困った息子を持つマーチンですが、彼も過去70回の逮捕歴を持つ強者です。
最高の親子ですね。
見習いたいものです。
そしてそして、この映画にタイガーはまだまだ出てきます。
その中でても一番カッコ良く着こなしていたのがこの人。
イージーライダーでおなじみのデニス・ホッパー。
見よ!この迫力、履きこなし!チビリそうです。
ハットもタイガーです。
気の狂ったカメラマン役で登場するのですが、
この人、ほんとうにおかしかったんですね。
撮影当時、薬物中毒でセリフがなかなか覚えられず
大変だったそうです。
そんなデニスホッパーの事をマーロン・ブランドは大嫌いで
あんなジャンキーと仕事やってれるか!といつも怒っていたそうです。
そういうマーロン・ブランも太りすぎでダイエットもせず、監督の
コッポラを怒らせていたという・・・
そういうコッポラも完璧主義で撮影が長引き製作費が膨らみ
ゴッドファーザーで稼いだ分を全て使い込んじゃったという・・・
これらの状況は映像から感じ取れるのでそこが見所(笑)
話をタイガーストライプに戻して先ほどの画像。
色合いを少し変えてみました。
人によって好き嫌いがありますが、
私は少し黄色身を帯びた感じが好きです。
人によってグリーンの強いのがだめだったり、
経年劣化キツイのが好きだったりす~るの~ね~♪
ってそんな歌ありましたが・・ そう、人それぞれ。
ハイ、ここまでが私が小学生にして目の当りにした映像の数々です。
しかし振り返ってみるとマーロン・ブランドやデニス・ホッパーと、
バイクにゆかりのある大物俳優が2人も出演していて、その後も
なにかと興味をそそる映画となりました。
この映画をきっかけに、どんどんミリタリー系映画に嵌っていった訳なんですが
その前年に日本で封切られたもうひとつの強烈な映画があったんです。
私がその映画を見るのは4年後の高校生1年の時ですが、レンタルビデオで
借りて見たその日から、”彼”の信者となりました。
その映画 ”ディアハンター”
出演:ロバート・デ・ニーロ、メリルストリープ、クリストファーウォーケン・・
”彼”とはもちろん そう デ・ニーロです。
(上の写真はクリストファーウォーケン)
全体としてはまずまずでしたが、ロシアンルーレットのシーンは圧巻。
マイケル(デ・ニーロ)とニック(ウォーケン)がロシアンルーレットを
強要され、脱出するまでのシーンは・・もうア~タ・・・
あのシーンのおかげでどれだけ強くなれたか。
まだ見てない方は是非! と言いたい所ですが、
これもお勧めしません。
翌日からこんなんなってしまいますから
そんな彼が着ていたのがやはりコレ。
タイガーストライプ。
どうです、この眼光。シビレますね~
この写真は大昔の映画雑誌からのもので、結構レアかと思われますので
お好きな方はケイタイの待ち受けとかにしちゃって下さい。
これは決して玄関などに貼らないで下さいね。
ヲタが集まって来るだけだと思いますので・・
そしてそんな私が高校1年の時。
美術の授業で版画制作。
題材はやっぱりこれしかなかったです。
プラスチックの板にニードルでひたすら
デ・ニーロとタイガーを表現する。
授業中よく聞かれたね。
誰?このオッサン。
私は答える。
ジェスチャーで
すいません。
気に入ってしまったもんで。
これらの映画の他にもタイガーストライプは多くの映画に”出演”します。
「映画グリーンベレーでタイガーを着るジョン・ウェイン」
この様にしてタイガーストライプは名俳優たちを通して
私の心に焼き付いていったのでありました。
「タイガーストライプ 映画編」
いかがでしたでしょうか?
次回は「解説編」としてタイガーストライプの誕生から
現在に至るまでの生涯に迫ります!
でわっ!
すいません。
ひつこい性格です。