SUP' HOMIES.
ここんトコ、パブちゃんが続けてブログを書いてたから、アップしないでいたDS史の最終回を今日はアップしよう。
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あっという間に１週間が経って、今は岩手県久慈でのライブに向かう新幹線の中で書いてるよ。
３時間もあるんで、DS史の続きを書こうと思う。
時は経って２０００年を迎える少し前、マッチョはDSを脱退した。
中学生だったマッチョは高校生になり、その頃にはオレ達、いやヒップホップにたずさわってた周りの人達はヤツの才能に気づき始めてた。それも初めて見る、天才的な才能に。
オレ達は相変わらず細々と(笑) LAスタイルにこだわってた訳だけど、世間ではマイクロフォンペイジャーやブッダブランドといった、ゴリゴリなNYのスタイルが圧倒的に人気だった。
マッチョは、頑固でかたくななオレ達とは違い、ICE CUBEやMC EIHTを聴きながらもNOTORIOUS B.I.G.やNASなんかも聴いて、自分の肥やしにしていったんだ。
これからはいろんな可能性を試したい... 的なことを言ってたと思う。
ライブする場所すらない当時のオレ達にとって、ヤツのことは完全に宝の持ち腐れ状態だった。
反対する理由なんてない。
そしてオジロザウルスは結成され、その後の快進撃はみんなご存知のとおり。
あれから１０年近く経つけど、プライベートでもずっと会ってるし、今も一緒にベイブルースレコードをやってる。
オジロザウルスのブレイクがなければ、横浜が注目されることはなかっただろうし、今のDSもなかったかもしれない。
そのブレイクのきっかけとなったクラシック、『AREA AREA』がパブちゃんの作った曲だということにも運命的なモノを感じる。
目に見えないモノは信じない(様にしている)オレも、神様に決められた運命をただ歩んでるだけなのかもしれない... 。
ヤバい。感傷的な気持ちにひたってしまってた。このペースだと新幹線が岩手についてしまう。
まいていこう。
オジロがブレイクして間もなく、オレ達にもデビューのチャンスが訪れる。
当時、横浜はベイスクワッドという、マイティクラウンや風林火山といったレゲエとヒップホップ合同のプロジェクトが、話題を呼んでいた。が、プロジェクトの中心にいた人物との不仲もあって、オレ達はそれにも参加してなかったんだ。その人とは、後に和解したんだけどね。
そこに収録されたオジロの曲にシャラが少し参加していて、その時に知り合ったスタッフの一人が、DSに興味を持ってると言うことで一度話をすることになった。
会ってみると『BEST OF JAPANESE HIPHOP』を聴いて、何年か前からDSをチェックしてたとのことだった。
その人は、後にDSのマネージャーを経て一緒にフッドサウンドを立ち上げることになるシーンの裏の立役者、INDO TEEこと唐川さんだったんだ。
話はうまく進み、ついにオレ達は１stミニアルバム『BAYSIDE RIDAZ』をリリースした。
リリース後はローライダー系の雑誌を中心に露出が増え、徐々にではあったけど、日本各地にライブで呼ばれる様にもなった。
とは言っても、本当に全てが手探りだったし、状況の変化に戸惑っていたオレ達は、少しナーバスになっていたのかもしれない。
そんなときに、シャラと決別した。
三人になってからオレ達との間に、少しづつズレが出始めてきたんだ。
当時、超人気なラッパー達にも引けを取らないオジロのライブでサイドキックしていたシャラには、オレ達のマイペースっぷりに歯がゆさを感じていたのかもしれない。
ギリギリでなんとか持っていた関係は、ある日そのバランスが崩れた。
かなりパーソナルなことだから、詳しいことはここでは控えさせてもらうけど、その日を境にDSは二人になったんだ。
それから２年後、メジャーであるユニバーサルJとの契約をして、1stフルアルバム『DABSTAR CLIQUE』をリリースした。
オレ達は沢山の人に出会い、そして支えてもらって今ここにいる。
オレの文章力じゃ全然伝えきれないけど、オレ達にも本当に沢山のドラマがあって、泣いたり笑ったりして今ここにいるんだ。
このヒップホップという音楽を通して、人間としてもいろいろなことを学んだ。
一口に２０年と言っても、そこにはオレ達のいろんな想いが詰まってるんだ。
いつまでやれるかなんて分からないけど、やる以上はこれからも一生懸命がんばって、一生懸命楽しんでいきたい。
そして、みんなに愛される音楽を作り続けていくよ。
これからもよろしく。
まだ書いてないこともあるし、メジャー契約後のことでも書くこといっぱいあるし。
気が向いたら、また書いてみるよ。時間があるときにね(笑)。
当分はユルいブログに戻るよ。
最後まで読んでくれてありがとう。
PEACE!
ここんトコ、パブちゃんが続けてブログを書いてたから、アップしないでいたDS史の最終回を今日はアップしよう。
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あっという間に１週間が経って、今は岩手県久慈でのライブに向かう新幹線の中で書いてるよ。
３時間もあるんで、DS史の続きを書こうと思う。
時は経って２０００年を迎える少し前、マッチョはDSを脱退した。
中学生だったマッチョは高校生になり、その頃にはオレ達、いやヒップホップにたずさわってた周りの人達はヤツの才能に気づき始めてた。それも初めて見る、天才的な才能に。
オレ達は相変わらず細々と(笑) LAスタイルにこだわってた訳だけど、世間ではマイクロフォンペイジャーやブッダブランドといった、ゴリゴリなNYのスタイルが圧倒的に人気だった。
マッチョは、頑固でかたくななオレ達とは違い、ICE CUBEやMC EIHTを聴きながらもNOTORIOUS B.I.G.やNASなんかも聴いて、自分の肥やしにしていったんだ。
これからはいろんな可能性を試したい... 的なことを言ってたと思う。
ライブする場所すらない当時のオレ達にとって、ヤツのことは完全に宝の持ち腐れ状態だった。
反対する理由なんてない。
そしてオジロザウルスは結成され、その後の快進撃はみんなご存知のとおり。
あれから１０年近く経つけど、プライベートでもずっと会ってるし、今も一緒にベイブルースレコードをやってる。
オジロザウルスのブレイクがなければ、横浜が注目されることはなかっただろうし、今のDSもなかったかもしれない。
そのブレイクのきっかけとなったクラシック、『AREA AREA』がパブちゃんの作った曲だということにも運命的なモノを感じる。
目に見えないモノは信じない(様にしている)オレも、神様に決められた運命をただ歩んでるだけなのかもしれない... 。
ヤバい。感傷的な気持ちにひたってしまってた。このペースだと新幹線が岩手についてしまう。
まいていこう。
オジロがブレイクして間もなく、オレ達にもデビューのチャンスが訪れる。
当時、横浜はベイスクワッドという、マイティクラウンや風林火山といったレゲエとヒップホップ合同のプロジェクトが、話題を呼んでいた。が、プロジェクトの中心にいた人物との不仲もあって、オレ達はそれにも参加してなかったんだ。その人とは、後に和解したんだけどね。
そこに収録されたオジロの曲にシャラが少し参加していて、その時に知り合ったスタッフの一人が、DSに興味を持ってると言うことで一度話をすることになった。
会ってみると『BEST OF JAPANESE HIPHOP』を聴いて、何年か前からDSをチェックしてたとのことだった。
その人は、後にDSのマネージャーを経て一緒にフッドサウンドを立ち上げることになるシーンの裏の立役者、INDO TEEこと唐川さんだったんだ。
話はうまく進み、ついにオレ達は１stミニアルバム『BAYSIDE RIDAZ』をリリースした。
リリース後はローライダー系の雑誌を中心に露出が増え、徐々にではあったけど、日本各地にライブで呼ばれる様にもなった。
とは言っても、本当に全てが手探りだったし、状況の変化に戸惑っていたオレ達は、少しナーバスになっていたのかもしれない。
そんなときに、シャラと決別した。
三人になってからオレ達との間に、少しづつズレが出始めてきたんだ。
当時、超人気なラッパー達にも引けを取らないオジロのライブでサイドキックしていたシャラには、オレ達のマイペースっぷりに歯がゆさを感じていたのかもしれない。
ギリギリでなんとか持っていた関係は、ある日そのバランスが崩れた。
かなりパーソナルなことだから、詳しいことはここでは控えさせてもらうけど、その日を境にDSは二人になったんだ。
それから２年後、メジャーであるユニバーサルJとの契約をして、1stフルアルバム『DABSTAR CLIQUE』をリリースした。
オレ達は沢山の人に出会い、そして支えてもらって今ここにいる。
オレの文章力じゃ全然伝えきれないけど、オレ達にも本当に沢山のドラマがあって、泣いたり笑ったりして今ここにいるんだ。
このヒップホップという音楽を通して、人間としてもいろいろなことを学んだ。
一口に２０年と言っても、そこにはオレ達のいろんな想いが詰まってるんだ。
いつまでやれるかなんて分からないけど、やる以上はこれからも一生懸命がんばって、一生懸命楽しんでいきたい。
そして、みんなに愛される音楽を作り続けていくよ。
これからもよろしく。
まだ書いてないこともあるし、メジャー契約後のことでも書くこといっぱいあるし。
気が向いたら、また書いてみるよ。時間があるときにね(笑)。
当分はユルいブログに戻るよ。
最後まで読んでくれてありがとう。
PEACE!
