ご無沙汰しております、スタッフMです。

前回の投稿からだいぶ日が経っておりまして、気付けば1年半もブログから離れておりました。

反省。。。


以前にブログに載せた子猫たちももう立派な成猫となり、今日も元気に飛び回っています。

業務のこと、業務でないことを含め、今後はマメに更新していきたいものですあせる


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さて、ダビングステーション東京のお問い合わせで最近増えてきたのが、「HDCAMダビング」。

その中でチラホラ聞こえるのが、

「放送局に納品するHDCAM(オンエアー用)を作りたいのですが、

どういう設定で作成すればいいですか?」

という声です。


そこで、今回は大まかな局納品用HDCAMのTCを、CM素材を例に説明していきたいと思いますひらめき電球



作業のおおまかな流れとしては、FinalCutProなどの編集ソフトで、

映像を作成し、MOVデータで書き出して頂いた後、それを外付けHDDに入れて、

弊社まで御持ち込み(または配送)ください。


まず、最初に注意したいポイントとしては、

放送局納品用の映像にはTCに規定がある、ということです。

放送局の基準を満たしていない場合、受付不可で戻されてしまいますので、

オンエアーの開始に間に合わない、ということにならないよう注意が必要となります。



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例:【15秒CMの場合】映像データ作成方法
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00:58:00:00~  黒み (15秒)     (~00:58:14:29)

00:58:15:00~  カラーバー:-20db (90秒)(~00:59:44:29)

00:59:45:00~  クレジット (12秒)    (~00:59:56:29)

00:59:57:00~  ステカット (3秒)    (~00:59:59:29)

01:00:00:00~ 本編 (15秒)     (~01:00:14:29)

01:00:15:00~  ステカット (3秒) (~01:00:17:29)

01:00:18:00~  黒み (1分以上~)


・最初のステカットは、本編冒頭の1フレーム目を前まで引き延ばし、

 最後のステカットは、本編最後の1フレームを後ろへ引き延ばして下さい。

・本編の頭、ラストの15フレームには音声を入れないようにしてください

・カラーバーは、-20dbを基準とし、本編を作成下さい。

・素材が、1分未満のCMの場合は、ノンドロップフレーム、

 1分以上の場合はドロップフレームにて設定下さい。


また、音声に関しては2012年10月から音声の運用規定が変わり、

平均ラウドネス値が「-24LKFS」の素材でない場合、放送できなくなりました。

音声の編集は基本的にMAでの作業となるため、基本的には弊社では行えませんが、

格安でMA作業が可能な業者様のご紹介も可能ですので、お問い合わせくださいませ音譜



その他、HDCAMダビングに関することのお問い合わせがございましたら、
ダウンの番号までお気軽にお問い合わせください(*^ー^)ノ


イメージジャパン 銀座オフィス 03-3543-0303