古本屋でふとみつけた阿部謹也先生の「自分の中に歴史をよむ」という本を読んだ。
学生向けの本なのか、振り仮名が丁寧に感じに書いてあって、学生時代の話から始まる非常に分かりやすい書き始めなのだが、途中から中世のヨーロッパの宇宙観、職業観、そしてキリスト教の影響などを非常に懐の広い射程からの論理的な説明で展開されていく。
よく考えるとわからない事もあるのだが、というか本当は非常に深い内容なのだが、なんかその時は自然に読めてしまうし、表面的な議論の背後に非常に深くて、広い教養が横たわっていて、
少々の事では崩れない信頼感が素晴らしい。
これから学者を目指していく中で、大先生達のすごさを垣間見た非常に意味のある読書となった。