みなさんこんにちは
今日の東京は晴天ですが、
梅雨の季節がやってきてしまいましたね~
しかし6月はもう初夏!
夏に向けて痩せたいと意気込む患者様で、クリニックもにぎわっております
今回は、ダイエットと梅雨の関係についてです
雨続きでなんだかだるい、出かける気にならなくて憂鬱…
と感じる方も多いかと思いますが
気持ちの問題だけじゃなく、雨の日のだるさにはワケがあります!
その1・・・
紫外線を浴びることで合成される"ビタミンD"が
梅雨時期には合成されにくい
晴れた日が少ない梅雨時期は、体内でのビタミンDの合成が
少なくなってしまいます。
ビタミンDは、カルシウムやリンなどのミネラルの代謝や
恒常性の維持、骨の代謝に関係する成分です。
つまり、ビタミンDが体内に不足するとイライラしやすくなったり
倦怠感を招くことが考えられるのです
ただし、ビタミンDは紫外線を浴びることで体内で合成されるほか、
食品から摂取することもできます。
サーモンやキクラゲに多く含まれているそうなので、
意識して取り入れてみるといいかもしれませんね
その2・・・
梅雨時期は湿度が高いため体表からの蒸散が
上手くいかず、体内に水分が停滞しやすい
私たちが気づかないうちに気道や皮膚から蒸散している
水分のことを「不感蒸泄」と言いますが(汗は含まない)、
50kgの成人なら1日に750ml程度の水分が蒸散しているとされています
湿気が多いと、この不感蒸泄が乾燥時に比べて機能しにくいので、
梅雨時期は水分が体内に停滞しやすい、と言えます。
水分が体内に溜まる=むくみや、胃の消化不良、
食欲不振などの原因にもなります
そんな梅雨の時期は、水分代謝を促すカリウムを多く含む食品がオススメです
昆布などの海藻や、これからが旬のズッキーニやキュウリなどの瓜類、
セロリ、バナナなどもカリウムが多い食品です。
食べ過ぎは禁物ですが、
食べ物が持つパワーを借りて、
梅雨のだるさを吹き飛ばしていきましょう