街のスーパーでも、デジタルサイネージを見る機会が増えてきました。青果台や通路の上やレジの前に設置して、コマーシャルやニュース、天気予報、レシピ、変わったものではテレビの番宣などを配信しています。

何社かが参入していますが、そのうち有力なひとつがソニーの「ミルとくチャンネル」です。



ソニーのウェブサイトによると、


ミルとくチャンネルは、店舗情報・特売情報・イベント情報などのお買物情報、お料理レシピ・天気予報・ニュースなどのお役立ち情報、広告、雑誌やインターネットなど他媒体とのタイアップコンテンツをタイムリーに配信しています。買い物中のユーザに向けて、お得な情報をご提供することで、広告効果を向上させ、購買行動に結びつける役割を果たします。


とのことです。

お店側のメリットは、購買行動の向上。
ユーザのメリットは、お得な情報の取得。
ソニーのメリットは、広告媒体としての活用(広告収入)。

といったところでしょうか。メディアとしてのサイネージ利用もどんどん進んでいますね。


個人的には、現状、こういったサイネージ上での番組配信は、テレビ番組やCMと同じレベルか、その劣化バージョンでしかないと感じています。(少なくとも、現状では)

特にやることがないからこそ目を留めるトレインチャンネルと違い、ユーザのやることが明確なスーパーでわざわざ足を止めてまで見るかというと、大いに疑問が残ります。

とはいえ、新しいメディアの可能性であること自体は間違いないので、今後の動向をウオッチしていきたいと思います。



◆ コンテンツの機能

・番組発信
・携帯電話向けサイトや店舗への道案内、クーポンなどの情報取得


◆ 提供会社

・ソニー株式会社 ミルとくチャンネル