菅公の酒~恋い慕う飛梅伝説
臣さんです。関西地方は折悪しく天候が崩れている様子、
地震の影響を受けた地域では地盤が緩んだ箇所から
崖崩れや地滑り、浸水等さらに被害が拡大する
おそれがあります。(;=´・ω・=)
各自治体HPまたはコミュニティー施設では
ハザードマップが公開・配布されていますので
該当地域の方はぜひご確認のうえ、
危険区域には立ち入らないようご用心くださいね。
本日は久し振りに平安時代に活躍したあのお方のお話、
実の最盛期を迎えている“梅”を愛した
菅公こと菅原道真公とステキなお酒について
特集します。(´艸`o)
百人一首にもこれまたキレイな歌が。
~このたびは ぬさも とりあへず手向山
もみぢのにしき 神のまにまに~
宇田上皇のパワースポット巡りに随行した際に、
急な旅で神様へのお供えも満足に用意できなかったため
手向山の見事な紅葉の枝を替りに
御心のままにお受け取りください、と詠んでいます。
やがて藤原時平の奸計によって京都から
遠い太宰府へ左遷されることになりましたが、
その際も自宅の梅に優しい歌を残しました。
アタシの過去ログより
清涼殿落雷事件と道真先生の関係、
梅との縁起を特集しました。
ところがこのお話には後日談があって
置いていかれた梅の木はなんと、
先生の後を追って一夜で太宰府へ飛んでいったのですって。
平安時代は首やらなんやらよく飛んだのですねぇ。
今ではそんなこと考えられないしツマラナイぞ。
(*´・ω)(ω・`*)ネー
飛来した梅はそのまま太宰府で根付いて
“飛梅”と呼ばれるようになりましたとさ。
奥の白梅がその飛梅です。
現在も太宰府天満宮の境内に残っているなんて
ステキですよね。(´ー`)
この梅のステキなお話はまだあって、
なんとお酒まで醸してしまったのだそうですよ。
創業400年余、福岡県最古の酒蔵といわれる
大賀酒造さんが心を込めて醸造した純米大吟醸です。
菅公の酒(大賀酒造)
道真先生を慕って飛来した太宰府の飛梅から
採取した酵母を使って醗酵した山廃仕込みどす。
大切な人への贈答品にピッタリ。
やはり太宰府での先生は失意どころか
比較的充実した日々だったのではないでしょうか。
自分を慕う梅が後を追ってきて地元の人々にも大事にされて、
いぢわるな貴族も居ないし
オイラならさほど悪くない生活だと思うのですが。
清涼殿落雷事件の怨霊とされたけれど
今も昔も印象操作といいますか、
藤原氏一門にとっても良心の呵責を感じる
スキャンダルだったのではないでしょうかねぇ。
皆さんはどう思われますか?(=・ω・=)?
大賀酒造さんの直販ページ
http://www.ogashuzo.com/line.html
九州地区以外での代理店販売は希少で通販が早いようですね、
代表銘柄の筑紫野、玉出泉に粕取り焼酎も魅力的です。
問題。謎解き。放送できない解答はナシでお願いします。
_(_△_)ノ彡☆ばんばん!
弘法大師さんは持っていない、ナポレオンは持っている、
女性は全員持っていないものとは何?
6月3日の解答 問題はこちら
答え:マッシュルーム
部屋とキノコ、同じroomだっけか。(´O`;)!
アタシ色んなこと真に受ける素直な性質なので
こういう駄洒落的な発想がやや苦手くさいのです。
でもこういうのも思考の訓練ですよね。