お気 に入りの柄刀一作、天地龍之介の短編シリーズ。第一部完結ぽい(!?)
IQ200の超天才だけど、田舎の素朴な青年(とても30まじかとは思えない)龍之介、その従兄光章、マドンナ的存在一美さんがレギュラーのミステリー。…理数系が喜びそうな奇知にとんだ殺人事件や謎を龍之介の並はずれた記憶力、推理力で鮮やかに解を導き出していく。主人公なはずなのに頼りない感じが、どこか応援したくなる探偵役。
短編(長編もあり)だけど連作のように、話がつながっている。祖父が亡くなって、知人を頼るために光章の元へ上京。その後知人探しにあちこち探し回るが、その度に事件へ巻き込まれるも、それを解くかわりに次のステップ(知人への道)が開かれていくパズルのような流れで、今のところ知人もみつかり、龍之介の後見人となるべくし、龍之介は祖父により莫大な財産を手にする。
その使い道をどうするか、で龍之介は子どもたちに喜んでもらえるような学習プレイランドを提案する。話はプレイランドを作る場所、人材、を見つけていくうちの難関をどうにか3人で乗り越えていき、今回はようやく目処がたった、やったー!というところまで来ちゃった感じ。今まではちゃんと作れるの?人集まるの?って心配したけど、無事第一歩が始まった。これからは館長、天地龍之介がどんな手腕でやっていくのかが見ものです。