4人の女の子のそれぞれの、ちょっと痛々しいお話。
神様に頼りたくなる感じとか。
好き、嫌い、という言葉の意味とか。
まさに女子による女子のための映画。
ちひろ(中越典子)の占いや風水に頼る腰掛けOLぶりがうざかった。
「夜ご飯つくってあげようと思って…」うざー!
まさに同姓に嫌われるタイプ。男中心。男にも嫌われてたけど。
売れっ子イラストレーター塔子(岩瀬塔子)の食べ吐きシーンは
もう観ていられないリアリティ。もらっちゃいそうになった…
喉に指突っ込んで愚痴を吐きながら食べたものまで吐き出す。
痛々しい。
このちひろと塔子は子供の頃からの友達で今では同居していて、
でも、微妙な距離感と言うか、お互いがお互いに持っている感情が、
これは…これはリアルである。実に「女子」である。
女子のみなさんは、ちょっと目ふさぎたくなるような。
思い当たる節があるようなないような。いやある。間違いなくある。
友達なのに、
妬んだり見下したり相手の不幸がちょっと嬉しかったり。
でも友達だから、
きっと別れてしまうとそれはそれで寂しい。
こういう気持ちは何なんだろう。むずかしい。
そしてなんでもやらせるデリヘル嬢・秋代(中村優子)
「チェンジ、なさいますかぁ?」の棒読みがステキ。
なんでこんな仕事してるのかはわからなかったけど、
一方ではすっぴんメガネGパンTシャツ姿で同級生を想い続ける
という一面もあり、その演じ分けがお見事で切なかったです。
このときはちゃんと目が笑ってるもんなぁ。
きくちは良い奴。
秋代にあこがれるフリーター里子(池脇千鶴)の
アカ抜けない可愛さもかわいかった。
静かだけど目が離せない映画で、
思い軽い気持ちで観始めたのにエンドロールが終わるまで
じーーっと観てしまった。
好き好き。
恋でもしたいっすね~
岩瀬塔子、初めて観る役者さんだったので調べたら、
このひとが魚楠キリコなのか!原作漫画の作者。
へぇー!
自分の漫画のキャラクターを演じるのはどういう気持ちなんだろう。
びっくり。吐くし。脱いじゃうし。
★★★★☆