ラッシュライフ | エンブリーとユーバート

エンブリーとユーバート

こんにちは。テレビっ子です。

オムニバス形式で、それぞれの物語がうまいこと繋がっているというお話。

はい、評判どおりの作品でした。
なぜにこの原作を取り上げたのか学生よ。
なぜあんな素敵な役者さんを揃えてしまったのか学生よ。
もっと身の丈にあった選択をした方がよいのではないだろうか。

以下あまりネタバレしていませんがわりと酷評↓

・河原崎編
監督よ、引き算覚えようぜ…
と、ずいぶんエラソーなことを言ってしまいましたが観ればわかります。

河原崎役の柄本祐くんは個性的で存在感ある素敵な役者さん。
だから彼に任せりゃいいんです。
ハンディのぶれた映像で、凝ってるでしょアピールする必要は無い。
死体を切断する様をあれほどまでにリアルに描く必要は無い。
もーねー演出すべてが柄本君の邪魔をしちゃってます。
もっとしっかり彼の演技が観たかった。

・黒澤編
逆にコチラは、堺雅人の魅力をとくとご覧頂きましょう。
といわんばかりに、長回しでじっくりゆっくり。
飄々としたお芝居の堺さんがやはり素敵でした。
黒澤というキャラクター自体も魅力的。

あと部屋の感じがすごく素敵だった。色味はあたたかいのに無機質。
全体を写さないところに何か意味があるのか無いのか分からないけど
全体が観たかったな。
鏡を使った演出は良いけどああいうのはたまにやるから素敵なのに、
半端に多用してしまってクドかった。

・京子編
役不足ってこういうことを言うんだろうなー。
せっかくのエキセントリック寺島しのぶが浮いていた。
あと意味がよく分からない。
意味がわからない謎めいた感じを出したかったのか、
伝えたいのに伝わらなかったのかすらわからない。

内容的にはハラハラドキドキな部分もあるはずなのに、
おそろしく退屈でつまらなかった。

・豊田編
板尾さんがはまり役で、
とぼとぼふらふら歩いている姿とか、
銃口を向けているのに無視されている姿には
むなしくて泣きそうになった。
そしてあの犬スゲー。助演男優(女優?)賞はあの犬。


こういう形の映画作るのって難しいんだろうなー、
とお客に思わせてしまう映画でした。

1つ1つは短編だから短くまとめないといけないし、
さらには組み立て方次第でせっかくのパーツの魅力すら欠いてしまう。
まあ今回はパーツも組み立て方も微妙だったけど。

なんでこんなもん撮ろうとしたんだろう学生。
複数の監督で一つの作品を撮りたかったからオムニバスを、だそうです。へぇ…
この理由からして、やっぱりあくまでも学生主体の映画(授業)。

じゃ普通の映画と同じだけのお金取っちゃいけないよ。
映像もVシネマみたいに安っぽいし。

やっぱり映画って、原作だけが良くても、役者さんだけが良くても、
だめなんですねー当たり前かー

★★☆☆☆