第四回 ニキビ治療の実際 その1 | Dr.吉仲の美容外科から皮膚科まで 〜 タウン形成外科クリニック

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タウン形成外科クリニックで美容外科、美容皮膚科医をしております。

今回は実際に治療していただいた患者さんの写真をご紹介いたします。

患者さんは20代前半の方です。
当院に初めていらしたときは、顔中に赤ニキビがたくさんある状態でした。(白にきびも多いです)





ケミカルピーリングによる、毛穴のつまりの治療と、抗生剤の塗り薬による、ニキビ菌への治療、そしてビタミンCのイオン導入の治療を開始しました。

月に一回か二回、ケミカルピーリングを続けて、3~4ヶ月で新しいニキビができにくくなり、
下の写真は半年後、赤ニキビもほとんどなくなっています。ただ、ニキビ跡の赤み、黒ずみはまだ目立ちます。





その後は、月に一回程度の治療を続けて、初診から1年後。(半年後からは抗生剤の塗り薬はもう使用しておりません)このころからは、自宅でビタミンCローションの外用をしています。ニキビ跡の黒ずみもほとんど目立たなくなりました。





さらに治療を続けて、初診から1年半後。新しいニキビもなく、ニキビ跡の赤みももう目立ちません。
この患者さんはこの日を最後に、ニキビの治療を卒業いたしました。





少し時間はかかりましたが、根気よく治療を続けるとこんなにきれいになるんですね。
皆様も是非、きれいな肌を取り戻してください。


この治療の副作用は、治療中に少しヒリヒリすること。半日くらい赤みが残ることがあります。
治療後の副作用はほとんどありませんが、皮膚の乾燥、ヒリヒリ感、うすく皮がむけることがまれにあります。



治療料金ですが、月に約二回の治療を半年間、10回行い、抗生剤の塗り薬を2本処方した場合で、約20万円です。


日常生活に全く支障なく、気軽に受けていただける治療です。
皆様も是非、きれいな肌を取り戻してください。