こんばんは!

 

ここ1年位、米国債の金利が上がってきて、債券投資がいい感じになっています。

 

買うんだったらせっかくの高金利なので、生長期債で高金利を確定させたいところですが、FRBの政策金利でカチっと固定される短期金利と違って、10年を超える長期金利は結構変動するので、買い時の見極めが超ムズです。

 

また、生債券は売買手数料が金利に織り込まれてしまうので、実際どれくらい手数料を差し引かれているのかわからなくて、大手ネット証券でも信用ならないところがあります。

 

それなので、先週記事にしたバンガードのEDVといった、長期債ETFが第一の選択肢になると思います。

 

生債券のようにインカムが固定される訳ではないのですが、長期債ETFであればそれなりに安定しますし、市場金利が下がればキャピタルゲインを取ってさっさと撤退することもできます。

 

ここのところ米国債10年物は4.5%前後でうろうろしていますが、これから利下げ方向の可能性の方が高いとすれば、十分いい水準なのかと思いました。

 

そんなことを悶々と考えていたら、先々週買ったEDVとは別の長期債ETFが欲しくなってしまい、先週新しく摘まんでいます。

 

BLV/Vanguard Long-Term Bond Fund

・残期間10年以上の米国債+適格社債が投資対象

・直近12か月利回り4.56%

 

ですが、とりあえず10万円分位買ってみました。

 

ちなみに先週買ったEDVは下記の通りです。

 

EDV/Vanguard Extended Duration Treasury Index Fund

・残期間20~30年の米国債が投資対象

・直近12か月利回り4.33%

 

BLVの方が利回りは若干良いのですが、どんな金利状況でも概ねその傾向があります。社債を含むのでそうなるようです。

 

一方で、金利変動時のキャピタルへの影響は、残期間の長いEDVの方が大きく出ます。

 

なので、金利低下を見越したキャピタルゲイン狙いとしてはEDVの方が優れており、長期債ならではの安定したインカム狙いの場合はBLVの方が優れているという整理になるようです。

 

この先どちらが勝つのか分からないので、時間分散で両方を購入していって、金利低下を待つ作戦にしようと思っています。